俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の67件が検索されました。 |
| ころおんと鶴鳴く千代紙を買ひに | 岸本由香 |
| とび翔たぬ鶴をいぢめて折りにけり | 八田木枯 |
| まなぶたを閉ぢても月の鶴歩む | 大山安太郎 |
| やわらかに戦線まがる鶴の下 | 阿部完市 |
| 丹頂の羽にくるまれたき齢 | 渡辺礼子 |
| 丹頂や一千年の餌を播く | 船矢深雪 |
| 二三歩をあるき羽搏てば天の鶴 | 野見山朱鳥 |
| 冬の夜のおつうが鶴でゐる長さ | 栗林浩 |
| 凍てしまま鶴の一身あふれさす | 小宅容義 |
| 凍鶴が羽根ひろげたるめでたさよ | 阿波野青畝 |
| 凍鶴になるまで少年の素振り | 岩本桂子 |
| 凍鶴になるらむ此処に鶴折らば | 岸本由香 |
| 凍鶴に一つ菫の咲いてゐし | 岸本尚毅 |
| 凍鶴に夢の世の月泛みけり | 豊長みのる |
| 凍鶴に晒一反青ざめし | 村田まさる |
| 凍鶴の一歩を賭けて立ちつくす | 山口青邨 |
| 凍鶴の三歩あゆまず鳴きにけり | 西垣左京 |
| 凍鶴の啼かむと喉をころろころろ | 山口誓子 |
| 凍鶴の母性を避けるように立つ | 江良修 |
| 凍鶴やたった一人に向き合えず | 瀬戸優理子 |
| 凍鶴や翼のかわり尾骶骨 | 蝶谷完次 |
| 呼吸殺し西の方ゆく鶴を見る | 徳山直子 |
| 土古く渡来の鶴をあるかしむ | 吉岡禅寺洞 |
| 地球儀のどこも継目や鶴帰る | 堀田季何 |
| 家までは鶴飛んで一分少々 | 辻脇系一 |
| 山裏へ行きたし 鶴は冬の花 | 松岡貞子 |
| 引くといふ大事を胸に鶴ねむる | 中嶋秀子 |
| 或る時は一羽の鶴となっている | 新井富江 |
| 昏睡の人のてのひら鶴よ来い | 宮崎斗士 |
| 月の出や鶴の塒の水光る | 瓜生恵美子 |
| 未明舞いきて鶴ほどの雪地を濡らす | 松林尚志 |
| 来世に鶴でも白鳥でも困る | 河西志帆 |
| 樹のそばの現世や鶴の胸うごき | 飯島晴子 |
| 次の世はヒマラヤ越える鶴になる | 亀田蒼石 |
| 母の帯の鶴かうと啼く夕冷に | 岸本由香 |
| 母家出て少年凍鶴となれり | 木戸渥子 |
| 水に映る雲にかも似て鶴凍てぬ | 森山夕樹 |
| 漂泊は鶴の骸を見るためか | 渡辺誠一郎 |
| 眠ろうかたちまち鶴のように白紙 | 十河宣洋 |
| 空といふ自由鶴舞ひやまざるは | 稲畑汀子 |
| 穿漏か天意か鶴は虚となりぬ | 石母田星人 |
| 純粋に鶴見る哀しいほど日本 | 石川青狼 |
| 舞いたい鶴舞いたくない鶴一緒に舞う | 藤後左右 |
| 遊びたる鶴うつりたる自動ドア | 宮本佳世乃 |
| 還るという枷を背負って鶴が来た | 松下けん |
| 鏡荒れ鶴はたちまち妊りぬ | 八田木枯 |
| 飴玉の紙鶴となる膝の上 | 飯島てる子 |
| 餌付して鶴が人間臭くなる | 持永ひろし |
| 鶴がくる山河にまじる偽山河 | 澁谷道 |
| 鶴つつむ古い布あまねく朝日 | 田島健一 |