俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の53件が検索されました。 |
| かなしめば鵙金色の日を負ひ来 | 加藤楸邨 |
| たばしるや鵙叫喚す胸形変 | 石田波郷 |
| てつぺんはかわくかわくと鵙の贄 | 小檜山繁子 |
| はや朝の心とがれり雨の鵙 | 桂信子 |
| イラクから死が来る予感鵙の贄 | 中村重義 |
| ストレスは吐き出すものと鵙高音 | 物江晴子 |
| フライパン重なり鵙の贄(にえ)増えた | 金原まさ子 |
| ブラジャーの少しずれたる鵙の鳴き | 河野輝暉 |
| 一〇〇〇ヘクトパスカル鵙の短か啼 | 小泉恭子 |
| 一湾を眼下に望む鵙日和 | 髙田スミ子 |
| 乳房渡すも命渡さず鵙高音 | 中嶋秀子 |
| 仕事なきこと程疲れ鵙の贄 | 茂木喜子 |
| 六地藏縄張りに入れ鵙猛る | 和田照海 |
| 剥製の鵙鳴かなくに昼淋し | 夏目漱石 |
| 口紅のいろを次第に昏らく鵙 | 中村路子 |
| 古代よりの伝言ひらり鵙日和 | 小泉八重子 |
| 天網の疎にして疎なり鵙の贄 | 伊藤政美 |
| 子がなくて白きもの干す鵙の下 | 桂信子 |
| 志布志の家百舌と女が走っていた | 藤後左右 |
| 晝深き葬後の濯ぎ日の落葉 | 飯田龍太 |
| 朝鵙の元気な声で床を蹴る | 仁多風山 |
| 殺戮もて終へし青春鵙猛る | 松崎鉄之介 |
| 汝は白い一本の杭百舌猛る | 服部修一 |
| 父母を呼ぶごとく夕鵙墓に搖れ | 飯田龍太 |
| 猛る鵙この身このまま老いゆくか | 桂信子 |
| 癌残る肺を切り裂く鵙の声 | 遠藤龍三郎 |
| 百舌鳥猛けて暁さむき国ありき | 蝦名石蔵 |
| 研ぎ上げし刃物に映る鵙の空 | 松本光子(水明) |
| 縄張りの真ん中に池百舌猛る | 阪脇文雄 |
| 蝙蝠傘の裡鮮しや鵙の雨 | 桂信子 |
| 起き抜けの耳をそがれる鵙の声 | 小林和枝(水明) |
| 身に還る痛みよ乾く鵙の贄 | 伊藤通明 |
| 退屈の木のてっぺんに鵙の声 | 池田不二 |
| 郵便受けにも差し込んである鵙の声 | 金子徹 |
| 鵙いつもてつぺんにゐる少年期 | 鶴岡しげを |
| 鵙とんび鳩との問答畑ん中 | 夢想呑太 |
| 鵙の啼く街まつしろに描くかな | 松澤昭 |
| 鵙の昼何せば心やすまらむ | 桂信子 |
| 鵙の昼穴掘つてゐる男たち | 林満子 |
| 鵙の贄チクタクチクタク傘寿です | 日下輝雄 |
| 鵙の贄思う金輪際の底 | 山戸則江 |
| 鵙の贄紅絹一反をそのままに | 矢野千代子 |
| 鵙の贄見てより鵙が好きになる | 大牧広 |
| 鵙叫ぶヤマトタケルを呼びだして | 松澤昭 |
| 鵙啼いてもぬけの殻のナフタリン | 古屋恵美子 |
| 鵙日和まっすぐ古書店まで歩く | 前川弘明 |
| 鵙猛り柿祭壇のごとくなり | 川端茅舎 |
| 鵙猛る少年いまだ諸刃なり | 月森遊子 |
| 鵙高音どこへも行かぬ靴磨く | 伊東辰之亟 |
| 鵙高音頬の片側ほてりけり | 下田恭子 |