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以下の48件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

どの窓も開けて風鈴悦ばす 稲井夏炉
どの風も風鈴にきてよく喋る 加藤法子
ひと雨に鉄風鈴の魂抜ける あべまさる
二枚舌みた人あらず軒風鈴 福原栄子
先触れは南部風鈴通り雨 栗原かつ代
午後長し風鈴一度だけ鳴って 田中不鳴
合掌を解かぬ老母に風鈴鳴る 坂田紀枝
彼の世は親し風鈴がひとつ鳴り 寺井谷子
打ち明けてより風鈴の音の変わる 光吉高子
晩年を囃しつづける江戸風鈴 足立敏子
月光ほろほろ風鈴に戯れ 荻原井泉水
望郷の高さに鳴れり貝風鈴 花房八重子
極月の夜の風鈴責めさいなむ 渡辺白泉
竹風鈴印度カレー店客を呼ぶ 芦川まり
舌失せて鳴らぬ風鈴反抗期 鈴木世記
西銀座風鈴売りが風を売る 松田ひろむ
退去する軒に風鈴吊るし置く 土屋秀夫
露地を出て風鈴売りが風になる 小林実
風通るとこに荷を置き風鈴屋 須田きいち
風鈴かわき俎乾きわぎも病む 川崎黒兎
風鈴が鳴るよ耳を擽ぐらる 二木一土
風鈴に誘はれて咲く時知らず 大江流
風鈴に閑けさを聴く街の騒 加藤光樹
風鈴のきりきり舞いの闇があり 中村和弘
風鈴のどこかで鳴っている昭和 田中不鳴
風鈴のひとり言きく 夕茜 桑原道子(天街)
風鈴の一音かもす夜の深さ 成田和惠
風鈴の乱れる闇に眠りけり 前田霧人
風鈴の空は荒星ばかりかな 芝不器男
風鈴の舌のもつれる隠れ宿 佐藤文子
風鈴の青い地球に染みわたる 川島一夫
風鈴の音が眼帯にひびくのよ 三橋鷹女
風鈴の饒舌風に流しけり 古谷あやを
風鈴は母の念仏飛行機雲 三井りよ
風鈴やわが家へおろす天津風 野村喜舟
風鈴や君の胸もと透きとおる 佳夕能
風鈴や椅子に猫いる散髪屋 岡市順子
風鈴や舌噛めば血の流れ出る 橋本直
風鈴ゆれ部屋の四隅へ音を消す 安藤綾子
風鈴をしまふは淋し仕舞はぬも 片山由美子
風鈴をはずして通夜のはじまりぬ 白神隆江
風鈴をひとつ鳴らして父帰る 土屋秀夫
風鈴を仕舞う先にも釘がある 山口木浦木
風鈴を見詰める母の足を拭く 幸田清子
風鈴を軒に下町捨て切れず 東城保子
風鈴を選る風鈴の音降る中 森山夕樹
風鈴白く午後の机の孤島 菅原和子
風鈴鳴って風の形がなくなりぬ 勝部孚萩