俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の106件が検索されました。 |
| あるときはいのちゆらゆら芋の露 | 和知喜八 |
| かの地主白露に白き鶏放ち | 久保田慶子 |
| しろがねの露の揉みあふ三千大世界(みちおほち) | 恩田侑布子 |
| もの言ひて露けき夜と覚えたり | 高浜虚子 |
| ゆつくりと湯呑砕ける白露かな | 小豆澤裕子 |
| センサーで街灯点る露時雨 | 三河晃 |
| 一度だけの妻の世終る露の中 | 能村登四郎 |
| 一竿の露を 念珠と見て臥すも | 伊丹三樹彦 |
| 三伏の闇はるかより露のこゑ | 飯田龍太 |
| 不器用といふ武器をもち露を踏み | 四王村玖希 |
| 乾坤をのみこんでいる露の玉 | 森壽賀子 |
| 二階から声のしてゐる白露の日 | 桂信子 |
| 人の字の百態この世露けしや | 門馬貴美子 |
| 光から生まれてきたり露の玉 | 久保るみ子 |
| 力竭(つく)して山越えし夢露か霜か | 石田波郷 |
| 勾玉をつけ露の夜にもどりくる | 柏田浪雅 |
| 受難こそわが地の塩よ露微塵 | 石原八束 |
| 地の破片露の言葉となる壁画 | 隈治人 |
| 地球を大きな露と思えば死も易し | 原子公平 |
| 大家族の椀箸あらふ露の井に | 能村登四郎 |
| 大露に 腹割つ切りしをとこかな | 富澤赤黄男 |
| 天窓に朝露つたふブルターニュ | 小間さち子 |
| 子のような地球のような露の玉 | 田中いすず |
| 完璧と想えば寂し露衣 | 澤井益市郎 |
| 就中学窓の灯や露の中 | 飯田蛇笏 |
| 幻の城ロザリオに顕ち露うごく | 佐怒賀正美 |
| 底光る露やピリピリ考へよ | 香西照雄 |
| 手をおけば胸あたたかし露微塵 | 橋本多佳子 |
| 早立ちの声過ぎゆけり露葎 | 桂信子 |
| 昏睡や白露は珠幾重にも | 目迫秩父 |
| 晩年の荷風の短篇芋の露 | 高島茂 |
| 暾にぬれて露七宝のあかざかな | 西島麦南 |
| 曉紅に露の藁屋根合掌す | 能村登四郎 |
| 朝露や胸を濡らせし泣き羅漢 | 井上とも子 |
| 段畠の籠を背負ひて露の道 | 髙田スミ子 |
| 母国より告ぐ英霊は結露せよ | 仁平勝 |
| 水平線大きな露と思ひけり | 大串章 |
| 漂へるごとくに露の捨箒 | 富安風生 |
| 無呼吸の鼓動ころころ芋の露 | 川崎益太郎 |
| 照り昃る信濃つらぬく露軌条 | 桂信子 |
| 病む母のひらがなことば露の音 | 成田千空 |
| 白露なり立ち上がるとき息を吸う | 丸木美津子 |
| 白露に薄薔薇色の土龍(もぐら)の掌 | 川端茅舎 |
| 白露に阿吽(アウン)の旭さしにけり | 川端茅舎 |
| 白露の日神父の裳裾宙に泛き | 桂信子 |
| 白露の日葦ことごとく風に伏し | 新井秋芳 |
| 白露の月窓にしみじみ帯を解く | 河野多希女 |
| 白露や一匹の虫のわれが佇つ | 新谷ひろし |
| 白露や死んでゆく日も帯締めて | 三橋鷹女 |
| 白露過ぐ鯉に長途のあるごとし | 戸田和子 |