俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の158件が検索されました。 |
| 「英霊」はなぜ十五歳いまも霧 | 松田ひろむ |
| あけぼのの霧がはなるる鷺の丈 | 齊藤泥雪 |
| あと少し泣いたら霧を纏えるか | 近恵 |
| いつか山霧姉は姉のままで老い | 岸本マチ子 |
| うつぼぐさ川霧さりしあかるさに | 川島彷徨子 |
| かたまりて通る霧あり霧の中 | 高野素十 |
| きりぎしや朝霧はやまとことばめき | 児玉悦子 |
| くちびるに夜霧を吸へりあまかりき | 三橋鷹女 |
| げじげじや霧にゆらぎてランプの灯 | 志摩芳次郎 |
| こんなに霧深宿舎はまるで白衣を着て | 金子皆子 |
| さすらへば球磨の夕霧さびしくて | 横井迦南 |
| たそがれや霧に融けゆく牛の声 | 林照華 |
| ただ人を待つ霧の白粥をすすり | 金子皆子 |
| とつくりと霧につかりてしまひけり | 鈴木詮子 |
| なべて師の句碑霧の扉も大滝も | 綾野道江 |
| ひんがしに霧の巨人がよこたわる | 夏石番矢 |
| オーボエを愛せり霧の河口にて | 前川弘明 |
| グリコ横取り僕の横ふかい霧 | 田島健一 |
| コーヒーはあとでください窓の霧 | 中里結 |
| チェリストの夜霧のような息づかい | 水口圭子 |
| ランプ売るひとつランプを霧にともし | 安住敦 |
| 一本のマツチをすれば湖は霧 | 富澤赤黄男 |
| 人死んでやむなく山の霧がくる | 森下草城子 |
| 伊勢山中霧の一座がきて泊る | 奥山甲子男 |
| 俯伏せの霧夜の遊行青ざめて | 金子兜太 |
| 厨房のナイフ曇らす山の霧 | 桂信子 |
| 吾子すがる手力つよし露無量 | 能村登四郎 |
| 噴火口近くて霧が霧雨が | 藤後左右 |
| 夕霧のお糸地獄を往来かな | 中尾好美 |
| 夕霧の嶺に泛ぶ湖面標識よ | 能村登四郎 |
| 夕霧や地にしづまりし麦の種 | 西島麦南 |
| 夜霧が漉餡だったら男女同権を認める | 村井和一 |
| 夜霧さむし海豹などは灯なく寝む | 藤田湘子 |
| 夜霧濃き雲仙の町歩きけり | 蓮尾銀杏城 |
| 夜霧濃し運河は茫と灯を浮かす | 吉田未灰 |
| 大いなる幹のうしろの霧の海 | 富安風生 |
| 大屋根をならべ寺町霧ごもる | 大西岩夫 |
| 天牛やまもなく霧の時代来る | 高野ムツオ |
| 妙見の今あきらかに霧のひま | 江良琥珀城 |
| 少年の隣は霧の指定席 | 江良修 |
| 山から霧他人のやさしさのように | 星野一郎 |
| 山棲みの霧の重たさ水の濃さ | 黒川憲三 |
| 山肌の山霧の橋ゆれており | 平田薫 |
| 山裾のほのかに灯る霧の村 | 岡本正 |
| 山里に霧の気配りゆきわたる | 月野ぽぽな |
| 山霧に幹の如くに我は濡れ | 上野泰 |
| 山霧の晴るる日の出や物静か | 濱口濯水 |
| 待宵の四山霧ふかき外厠 | 西島麦南 |
| 思ひ川子供を落す霧の橋 | 村岸明子 |
| 戦中の半鐘吊るし霧の村 | 森武司 |