俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の62件が検索されました。 |
| かごめかごめあの子も消える春霞 | 波多野寿子 |
| われは恋ひきみは晩霞を告げわたる | 渡辺白泉 |
| カササギに出逢うふるさと春霞 | 鳥越やすえ |
| サーカスは母と行くもの遠霞 | 松本勇二 |
| マラソンの過ぎて霞の土手残る | 岩田みち子 |
| 一本の杖の行手に夕霞 | 桂信子 |
| 下駄箱の中が霞に満ちている | 福本弘明 |
| 二階より下りきて霞む方へゆく | 西野理郎 |
| 人の死も今は遠くに海霞む | 桂信子 |
| 仏頭を見すぎ霞をぬけられぬ | 岩下四十雀 |
| 何処やらに鶴の声聞く霞かな | 井上井月 |
| 勤行や三十六峰花霞 | 宮本源 |
| 城頭に大阪を観る霞かな | 青木月斗 |
| 大ぜいの兜子があるくかすみつつ | 平川苞 |
| 大廻して出航の汽笛は霞む | 小出奈緒美 |
| 天竺鐘楼あやふやに霞むかな | 松澤昭 |
| 奪衣婆の霞の底に沈みをり | 佐藤眞隆 |
| 字ひとつ霞の中に山と海 | 齊藤美規 |
| 富士にたつ霞程よき裾野かな | 井上井月 |
| 屯田の父老の家のかすみけり | 河東碧梧桐 |
| 山裾はかすみ易くて鳥けもの | 小宅容義 |
| 帰るべき山霞みをり帰らむか | 小澤實 |
| 心中に師なく弟子なくかすみけり | 下村槐太 |
| 日本の霞める中に富士霞む | 山口誓子 |
| 春がすみ地球の軸が見つからず | 鈴木弘次 |
| 春霞だんだん松が松になり | 中山洋子 |
| 春霞受け身に生きて面白い | 磯部薫子 |
| 春霞昨日が遠し涯しなく | 石澤遥 |
| 春霞猫がひきずる寝巻紐 | 安西篤 |
| 春霰の通り過ぎたるほくろかな | 倉部仁子 |
| 朝がすみ近寄りがたき兎の目 | 南典二 |
| 榛名山大霞して真昼かな | 村上鬼城 |
| 死んでから背丈がのびる霞かな | 栗林千津 |
| 永き日や霞に鳥を盗まれて | 中村苑子 |
| 海かけて裏雲仙の霞かな | 山崎のはぎ |
| 湯呑茶碗の山水画より春霞 | 大信田つとむ |
| 父母のいます遠山かすみけり | 渡辺禎子 |
| 父母霞む耳鳴る山の握り飯 | 杉本雷造 |
| 癌病めばもの見ゆる筈夕がすみ | 相馬遷子 |
| 白波を一度かかげぬ海霞 | 芝不器男 |
| 白波を繰り出してゐる霞かな | きちせあや |
| 砂糖さらさら十七階の春霞 | 長谷川ヱミ |
| 空箱のなかのあきばこ春霞 | 三木聆古 |
| 筑波へと繋がる鉄路春霞 | 森ふみ |
| 老妣の出歩きいるや夕がすみ | 南方久賛 |
| 老樂は掟の如く霞汲む | 荒川邦衛 |
| 舟一つたゆたふ湖や春がすみ | 西山たか子 |
| 船上に箸をつかえば霞みゆく | 森田廣 |
| 軍隊は膝に悪かろ遠霞 | 松本勇二 |
| 逝くときは火の鳥となる春霞 | 小野寺教子 |