俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の91件が検索されました。 |
| ありしことみな陽炎のうへのこと | 照井翠 |
| かぎろいの藤家の桜密ならず | 中井不二男 |
| かぎろひて揺れ立つさまの端龍寺 | 松本詩葉子 |
| かげろうという感情の町へゆく | 高岡修 |
| かげろうに妻奪われて急ぐなり | 前田吐実男 |
| かげろうに騙されていて愉快なり | 本田博子 |
| かげろうの胎児は今も2B | 山本敏倖 |
| かげろえる川面に悩みを捨てようか | 藤原紫華女 |
| かげろふが人体模型に血を流す | 國定義明 |
| かげろふと遊び真実ひとりなる | 関礼子 |
| かげろふの中へ婚の荷運ばるる | 荒川勢津子 |
| かげろふの中花売りも人売りも | 遠山陽子 |
| かげろふやバターの匂ひして唇 | 小澤實 |
| かげろふや球形タンク転げ出る | 本杉康寿 |
| かげろふを二階にはこび女とす | 加藤郁乎 |
| かげろふを川向うから来て坐る | 鴇田智哉 |
| かげろへる中にゐるから山頭火 | 梅原昭男 |
| きらきらと水陽炎や経流し | 中村和徳 |
| ことりと母家中に陽炎が | 森田緑郎 |
| この世から水かげろふに加はりぬ | 柿本多映 |
| バックミラーに搖れる陽炎さようなら | 川井順子 |
| 休む船腹水陽炎の巣となりぬ | 中村和弘 |
| 原爆地子がかげろふに消えゆけり | 石原八束 |
| 太鼓打つ少年足から陽炎えり | 笹岡素子 |
| 専守防衛陽炎が足障り | 小豆澤裕子 |
| 己れ消さむとかげろふの渦に入る | 吉田未灰 |
| 幽すいにたらふくなつてかげろへる | 松澤昭 |
| 後頭の瘤ふと大きくなる薄陽炎 | 和田悟朗 |
| 忽(こつ)とさら地陽炎を祀りけり | 森田緑郎 |
| 急坂に都電の記憶陽炎へる | 山尾かづひろ |
| 意地悪な少女三人陽炎える | 西村安見子 |
| 曳き船の後ろ陽炎ふ豪華船 | 伊藤保子 |
| 朕といふかげろふの島身のうちに | 田村みどり |
| 次の駅見ゆる江ノ電陽炎へる | 原田要三 |
| 死にそびれ糸遊はいと遊ぶかな | 中村苑子 |
| 死者・生者指紋のすべてかげろうに | 谷川彰啓 |
| 爆心地の陽炎 わらいわらい還る | 永井徹寒 |
| 父を思うて陽炎のおもさかな | 行川行人 |
| 着飾りて水陽炎の中にゐる | 柿本多映 |
| 空襲の夜を知る川ぞ陽炎へる | 浅井多紀 |
| 精霊の宿りしや水陽炎える | 竹中芳羊 |
| 糸遊がでこぼこ道を渡っていった | 蓮見徳郎 |
| 糸遊に向かうしかなき或る日かな | 今井真子 |
| 糸遊に腰掛けてゐる余生かな | 羽鳥たま江 |
| 糸遊の灯台廃船を曳く | 橋本直 |
| 糸遊の空紡ぎいる観覧車 | 内田牧人 |
| 結界を抜けだす一歩かげろえり | 越智無蓋子 |
| 自動ドアぬけ陽炎に身を容れる | 村上子陽 |
| 虚空より遊糸到れり漆の木 | 沼尻巳津子 |
| 被災地の鴉したたか陽炎へり | 國定義明 |