俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の60件が検索されました。 |
| あなうらのひややけき日の夜の野分 | 桂信子 |
| あをあをと瀧うらがへる野分かな | 角川春樹 |
| いろいろの枕の下を野分かな | 加藤郁乎 |
| なんと云ふさだめぞ山も木も野分 | 細谷源二 |
| アフリカの縞馬迷う野分かな | 田井淑江 |
| オリーブは眠れる木なり野分だつ | 浦川聡子 |
| ハルモニの後ろ手に立っていて野分 | 橋本直 |
| モンゴルの野分の音か馬頭琴 | 今泉三重子 |
| ヴィバルディの音を捉へてゐて野分 | 加藤瑠璃子 |
| 五十鈴川に手を浸しゐる野分かな | 江口千樹 |
| 吹かれきし野分の蜂にさされけり | 星野立子 |
| 夕闇に馬光居る野分哉 | 内田百閒 |
| 夜間教師慂められをり夜も野分 | 能村登四郎 |
| 大いなるものが過ぎ行く野分かな | 高浜虚子 |
| 天上も野分のときの五合庵 | 和知喜八 |
| 奇術師や野分の夜は家にいて | 鈴木六林男 |
| 奈良坂の葛狂ほしき野分かな | 阿波野青畝 |
| 宝石箱に小さき鏡野分来る | なつはづき |
| 屋根の上に人現れし野分かな | 野村泊月 |
| 山川に高浪も見し野分かな | 原石鼎 |
| 山河みな風にかしづく野分かな | 打多耕史 |
| 忽然と野分の去りし無聊かな | 松原千枝子 |
| 我が声の吹き戻さるる野分かな | 内藤鳴雪 |
| 振つてみる電球の中夕野分 | 佐川初江 |
| 撫で殺す何をはじめの野分かな | 三橋敏雄 |
| 昏し昏し野分の空の搖るるたび | 目迫秩父 |
| 末っ子が野分をつれてやってきた | 山崎佳子 |
| 死ねば野分生きてゐしかば争へり | 加藤楸邨 |
| 水甕の水に触れゆく野分の端 | 桂信子 |
| 永遠の月氏を憶う野分前 | 須藤徹 |
| 独居の自由不自由野分かな | 津嶋和 |
| 生くるとは遺さるること野分中 | 中村正幸 |
| 皓として臥すのみの父野分中 | 友岡子郷 |
| 眼鏡の隅の黒猫光りくる野分 | 金子皆子 |
| 私へぶらさがっている野分 | 森須蘭 |
| 組体操立ち上がりたり野分晴 | 銀林晴生 |
| 英霊に身は征く日なき野分かな | 加藤楸邨 |
| 薬効のうちに過ぎたる野分かな | 山戸則江 |
| 血族を美しと一瞬 野分かな | 片野順子 |
| 選挙区へ帰るしらじら野分の海 | 榎本冬一郎 |
| 酔ひて子がはじめてもどる夜の野分 | 篠田悌二郎 |
| 重機の個々の動き全し野分晴 | 林英男 |
| 野分ぐも古伊賀の亀裂圧迫す | 神田ひろみ |
| 野分してしづかにも熱いでにけり | 芝不器男 |
| 野分なか海に隠した『資本論』 | 伊東類 |
| 野分なら悲しみすこし放ちけり | 鳴戸奈菜 |
| 野分中いのち小さく浪の上 | 野澤節子 |
| 野分中つかみて墓を洗ひをり | 石田波郷 |
| 野分中距離感のない人生です | 勝部孚萩 |
| 野分後の夕月白し失禁す | 目迫秩父 |