俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の76件が検索されました。 |
| あきらかに蟻怒り噛むわが足を | 右城暮石 |
| いそぐ蟻なまける蟻とすれちがふ | 吉田未灰 |
| おー蟻よ列なしてもう働くか | 北村風居 |
| さざ波は静かな祈り蟻の列 | 山戸則江 |
| しづけさに山蟻われを噛みにけり | 相馬遷子 |
| しんがりに転生の吾蟻の列 | 秋山貞彦 |
| つひに戦死一匹の蟻ゆけどゆけど | 加藤楸邨 |
| つまみそこなへばこはれさうな蟻だ | 櫛部天思 |
| にんげんが壊してしまう蟻の列 | 伊藤梢 |
| マンモスと人の首観る蟻の列 | 鈴木康之 |
| 一兵の道あけておる蟻の道 | 後藤岑生 |
| 一匹の蟻ゐて蟻がどこにも居る | 三橋鷹女 |
| 人と蟻居ても立つても居られない | 吉川葭夫 |
| 働き蟻兵隊蟻日はかんかんと | 江中真弓 |
| 僕に似た蟻穴を出て脱走す | 前田霧人 |
| 先頭の蟻を知らない蟻の列 | 栗林浩 |
| 兵士蟻地面を踏まず急ぎけり | 菊地乙猪子 |
| 刺草(いらくさ)に蟻走り入り走り出る | 津根元潮 |
| 力行の範たる蟻をつぶしけり | 相生垣瓜人 |
| 勤勉が身の破滅にて蟻の列 | 水谷郁夫 |
| 埋めきれぬ時間大きな黒い蟻が来て | 福富健男 |
| 夜の卓に逃亡兵の蟻が来る | 守谷茂泰 |
| 夜の蟻迷へるものは弧を描く | 中村草田男 |
| 大蟻の雨をはじきて黒びかり | 星野立子 |
| 大頭の黒蟻西行の野糞 | 金子兜太 |
| 山の蟻日向日かげを走りけり | 平佐悦子 |
| 山蟻の尻ふてぶてしいくさあるな | 吉田未灰 |
| 山蟻の輪ゴムをめぐり世をめぐり | 中井不二男 |
| 山蟻の運ぶ夕日のかけらかな | 川崎益太郎 |
| 山蟻の黙っておれば肩まで来 | 田中不鳴 |
| 山蟻を遊ばせている腕時計 | 曾根毅 |
| 山頭火の句碑へ真直ぐ蟻急ぎ | 谷川彰啓 |
| 巡礼のように蟻ゆく爆心地 | 和田浩一 |
| 帯状疱疹東西無しに蟻走る | 河野南畦 |
| 床の蟻惑わば惑え熱を病む | 金子兜太 |
| 心眼を養ふための蟻の列 | 大滝徳美 |
| 月見坂蟻来て蟻に獲を渡す | 大類準一 |
| 本を読む視野に入つて来たる蟻 | 後藤章 |
| 棄つるものきつく縛れば夜の蟻 | 松本加代子 |
| 森一つ動かしに行く蟻の列 | 梶川礼子 |
| 歩幅をも変へさす蟻の力かな | 吉田南舟子 |
| 毛根痛し小走りに蟻すぎゆき | 村井和一 |
| 火の山の怒り激しき蟻拾ふ | 國定義明 |
| 片脚の蟻くるくると回りをり | 照井翠 |
| 玻璃戸より蟻の仔細をうち眺め | 後藤章 |
| 百疊を斜めに走る山の蟻 | 田中洋子 |
| 盤石の岩にも隙間蟻の列 | 伊藤政美 |
| 真白の紙の面を蟻迷う | 西田さよ子 |
| 立ち止り見廻し蟻の呟けり | 田中不鳴 |
| 職退きて働く蟻を見てをりぬ | 幸喜美恵子 |