俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の53件が検索されました。 |
| がまぎつちよ辺りに音符ふえてくる | 揚村節子 |
| がま踏みそうな前夜(イブ)の蛍光青葉やわらか | 福富健男 |
| この庭の蟇は王子になりませぬ | 伊藤梢 |
| ただ妻の支持のみ確か蟇低音(ひくね) | 秋元不死男 |
| ひきがへるにも喉仏ありさうな | 石倉夏生 |
| ひきがへる眠り薬がまだ効かぬ | 山田征司 |
| ひとごろしのような空だな蟇 | 守谷茂泰 |
| みちのくの海の明かりを思う蟇 | 川辺幸一 |
| やさしいって大変なこと蟇 | 田中いすず |
| わがままな文豪のごと蟇 | 大牧広 |
| ソムリエのエプロン長し蟾蜍 | 栗林浩 |
| ヒキガヘルつるり腑に落つささめごと | 阿川木偶人 |
| リア王の蟇のどんでん返しかな | 平井照敏 |
| 伊勢みちの途中鳴きたる蟇 | 桂信子 |
| 何とでもなれ振り向かぬ蟇 | 杉本正明 |
| 千年の形状記憶ひきがえる | 山崎聰 |
| 口下手も愚鈍も承知蟇の貌 | 秋山石声子 |
| 古庭を魔になかへしそ蟇 | 高浜虚子 |
| 向き合いて膨らみきりし猫と蟇 | 田中朝子 |
| 妻恋の一日雨の蟇のこゑ | 加藤瑠璃子 |
| 宇宙船發射遲るに坐り蟇 | 信童二 |
| 官吏たることを隠して蟇の前 | 森野稔 |
| 尻蹴って蟇あゆまする薬師道 | 飯名陽子 |
| 忘るなと青やかな世に蟇(ひき)出づる | 文挾夫佐恵 |
| 暗闇に蟇飼う大家族 | 杉浦圭祐 |
| 暮六つには寺におります蟇 | 前田吐実男 |
| 月の出の黄なる海へと蟇すすむ | 山口誓子 |
| 極楽をでてきてしまう蟇 | 松澤昭 |
| 滅びたる生家ヒキガエル交みおり | 宇治橋健 |
| 疣黒き蟇出て迎ふ故園荒れ | 目迫秩父 |
| 秒針を塞き止めている蟇 | 並木邑人 |
| 蟇あるく大きくゆるく爆音下 | 加藤楸邨 |
| 蟇うしろの正面誰も居ず | 山崎聰 |
| 蟇ないて唐招提寺春いづこ | 水原秋櫻子 |
| 蟇またぐときごうごうと耳鳴りが | 金原まさ子 |
| 蟇ものぐさにしてものおもひ | 蝦名石蔵 |
| 蟇不動闇崩るるを恐れをり | 嶋野國夫 |
| 蟇千年待つよずつと待つよ | 照井翠 |
| 蟇棲むや憶うや己の幾星霜 | 奈良恭子 |
| 蟇歩く到りつく辺のある如く | 中村汀女 |
| 蟇消える昭和を生きている | 南喬穂 |
| 蟇瓦礫の奥で哭く | 名久井清流 |
| 蟇誰かものいへ声かぎり | 加藤楸邨 |
| 蟇轢かれやがていつもの土となる | 安西篤 |
| 蟇闇のつづきの山負うて | 桂信子 |
| 蟇鳴くやカフカはわれを置き去りに | 小檜山繁子 |
| 蟾蜍水より静か水に溶け | 前田弘 |
| 蟾蜍長子家去る由もなし | 中村草田男 |
| 跳ぶ時の内股しろき蟇 | 能村登四郎 |
| 退屈を固めてみれば蟇 | 庵幽二 |