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以下の31件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

あぶれ蚊にささるることも余生かな 木村真魚奈
こんな蚊が名恵上人を螫(さ)しにけむ 阿波野青畝
すばらしい乳房だ蚊が居る 尾崎放哉
なぞなぞが好きな子がいて蚊がまわる 上原輝男
ひるの蚊の打ち得ぬまでになりにけり 石橋秀野
また蚊がおりますぞ放哉先生 小野裕三
不意に立ち音楽喫茶の蚊を叩く 中村路子
印刷の機械のそばに蚊を叩く 杉浦圭祐
叩いてもまた寄ってくる漢字の蚊 村井和一
叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 夏目漱石
合掌の片手は藪蚊打つ構へ 川野ちくさ
寒山か拾得か蚊に螫(さ)されしは 夏目漱石
寺棲みの蚊に刺されけり東人 岡田一夫
弱さばかり籾殻を攻め月夜の蚊 杉本雷造
愛される藪蚊は六義園育ち 福井ちゑ子
昼あつく蚊帳吊る紐を垂らしたり 桂信子
昼の蚊が鏡の中に棲みつきぬ 大竹照子
気胸針をみがき山蚊のなりこもる 北垣一柿
流れ星蚊帳を刺すかに流れけり 金子兜太
淋しくないかと聞く蚊がうるさい 河西志帆
片隅に蚊帳の紅紐海女の昼 桂信子
猫騙し蚊一匹とて戦果なし 前大用治
蚊の声のひそかなるとき悔いにけり 中村草田男
蚊を打ってなお舌戦の人生論 岡地好恵
蚊一匹裸婦の胸算用狂ふ 三軒鼻恭
蚊帳の色山よりも濃く暁けている 金子兜太
蚊柱の月の柱を建てゐたる 折井眞琴
血を分けて結ばれし蚊の母なり 横須賀洋子
関心は縫い目の如しひるまの蚊 赤羽根めぐみ
風荒き夜の青蚊帳の中に入る 桂信子
駅柵に沿ふ窓昼の蚊帳たるむ 桂信子