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以下の89件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

いづくにも虹のかけらを拾ひ得ず 山口誓子
お遍路が一列に行く虹の中 風天
がりがりと虹に触れては減るあたし 竹岡一郎
ほっぺたが破裂するから虹の産卵 おおしろ建
をさなごのひとさしゆびにかかる虹 日野草城
ドロップの何色探る虹の音 髙橋あや子
バス来るや虹の立ちたる湖畔村 高浜虚子
リハビリや父の記憶へ虹架ける 河野薫
不眠症のきっかけは虹ホームレス 宮崎斗士
中天の虹を涅槃と思はずや 長谷部雉子
二番虹見上げる吾子の真顔かな 穂満史郎
人寰や虹架かる音響きいる 寺井谷子
全円の虹胸中に立ちにけり 平井照敏
六月の虹より淡く富士浮かす 望月英男
夕虹がうすれ白猫ひるがえる 三谷昭
夕虹が濃くてさよなら言えなくなる 井上純郎
夕虹に老妻と佇つどこか濡るる 吉田未灰
夕虹に雲仙岳の噴湯かな 前田白龍
夕虹のあと鳥籠の澄みにけり 宮本佳世乃
夕虹の根に立つ拈華微笑かな 四王村玖希
夕虹の片脚しづむ鬼ケ島 秦夕美
夕虹を鏡の中へ入れてしまう 花谷和子
大きな虹寿命のことなど話し合う 髙山千惠
大らかな十勝平野の二重虹 多田英治
大地に歴史なく記憶なく虹懸かる 宇井十間
孔雀啼く虹を激しく咀嚼して 中内亮玄
寒む寒む虹が懸つて 終日見られる犀 伊丹公子
山国の夕虹みずみずしき傷なり 守谷茂泰
嵐もうはんぶん過ぎて虹の支度 こしのゆみこ
川へ虹プロレタリアの捨て水は 原子公平
御近所と野分のあとの虹仰ぐ 味元昭次
懐かしき虹の下には活断層 金子泉
抱かれるごと高階に虹を見る 寺井谷子
新しき家はや虻の八つ当り 鷹羽狩行
朝の虹ひとり仰げる新樹かな 石田波郷
残りいる夕べの虹のレクイエム 安田詩夏湖
水使ひ虹樂します老園丁 伊達天
潰(く)えし半身虹もて補完せり吶喊 竹岡一郎
濁り世のゆふべに薄き虹かかる 関洋子
片虹や首の根ふかくしめりをり 佐怒賀正美
猫のこゑ完成近き虹の下 山岸由佳
白墨の粉で虹書く花鳥忌 国武十六夜
礼服の男に虹を知らせけり 坂井三輪
空港や中学生の壊れぬ虹 宮本佳世乃
聖杯よ虹は二重に滲んでいるか 木村聡雄
背負籠の上を弓なりに虹立てり 片桐基城
草原に溺れてゐたり虹の脚 齊藤泥雪
虹いつも絵のように出る長寿国 石崎桃雨
虹かかる雲仙岳を歩きけり 濱口邦子
虹からの郵便濡れて縁側に 中嶋秀子
   
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