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以下の59件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

いちやうに年寄る少女谿の藤 柳田芽衣
ひるすぎの背中に藤の余りたる 柿本多映
ふくらはぎの深さに藤の花咲けり 月野ぽぽな
ふるさとの井戸のくらがり藤散りこむ 桂信子
むらさきの風にしだるる藤の花 山川庫
一角に藤棚残し地鎮祭 川村伊津子
丸太ン棒ころがっており藤の花 森岡洋子
人去れば藤のむらさき力ぬく 澁谷道
何も要らずして藤棚に潜り込む 立岩利夫
喪ごころに言葉こもらふ藤の下 文挾夫佐恵
女の心触れあうてゐて藤垂るる 桂信子
山藤にすこし遅れてくもりの日 宮本佳世乃
山藤の一つ揺れれば山揺れる 千田稲人
山越えは古き伊勢みち藤の花 山口みちこ
廃屋や藤の花房長くして 中村行男
恐竜の背中は藤の咲くところ 五島瑛巳
我死ぬ家をまるあけにし藤の花 白井重之
手にふさふさ野の藤ひかる自己表示 竹下須美子
手話と言ふささやきのあり藤の下 伊藤保子
散華舞ふ理趣三昧の藤の昼 田岡道子
月更けて藤千年のゆめのなか 登石詩子
未来少々藤のむらさき本気なり 山中葛子
東北道松にからまる藤の花 川津光子
校庭に藤の花あり同窓会 丸丘遥
正装の老婆を襲う藤の花 夏石番矢
滝となる前のしづけさ藤映す 鷲谷七菜子
白藤の散りし大地を風迷う 登石詩子
白藤や代々の女(おみな)の伏瞼 香西照雄
白藤や六十年の寡婦暮らし 大槙三代子
白藤や揺りやみしかばうすみどり 芝不器男
百年の幹のとぐろや藤まつり 桑原淑亘
空に触れ山藤ものの終りの白 中村路子
窓あきしまま藤の夜となりにけり 桂信子
耳鳴りの一日暮れる藤の花 井沢唯夫
藤の下人来て去りて昏れの椅子 文挾夫佐恵
藤の房思考みやびへ傾いて 石田素
藤の房柩の窓を掠めたり 中村和弘
藤の昼膝やはらかくひとに逢ふ 桂信子
藤の棚子どもの声の透きとおり 西川みちこ
藤の花垂れたきものをたらしおり 髙井太郎
藤の花明りにランチメニュー読む 神野園子
藤の花長うして雨ふらんとす 正岡子規
藤の花雨の匂ひの客迎ふ 角川春樹
藤の雨に来し数十の靴並ぶ 横山白虹
藤五尺抽象にさしかかりしか 山中葛子
藤咲いて死後のわれゐる潦 栗林千津
藤房のどこか優柔不断なり 富田花舟
藤房のむこうが墓域 事故多発 平井寛志
藤房や湖面に写す己が顔 木田茂子
藤棚に藤波なして返り咲き 竹下しづの女
   
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