俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の54件が検索されました。 |
| うすらいや母の歳月通りゃんせ | 稲葉茜 |
| うすらひにだれ漕ぎだして行つたやら | 松澤昭 |
| うすらひは深山へかへる花の如 | 藤田湘子 |
| うすらひや幽鬼の館朽ちて映る | 佐怒賀正美 |
| うすらひや息づかひはた翅づかひ | 岸本由香 |
| さらば少年薄氷高く日へ投じ | 恩田侑布子 |
| せりせりと薄氷(うすらひ)杖のなすままに | 山口誓子 |
| たわたわと薄氷に乗る鴨の脚 | 松村蒼石 |
| どこからが晩年どこまでが薄氷 | 白石司子 |
| ひとむかしふたむかしとてうすらひぬ | 松澤昭 |
| ひとりなり我も川面の薄氷も | 宮本八奈 |
| 吾を置きて老いゆく夫や薄氷 | 上原富子 |
| 吾在りて泛ぶ薄氷聲なき野 | 佐藤鬼房 |
| 太陽に薄氷の音重なりぬ | 久保純夫 |
| 手をつなぐため薄氷を壊すかな | 塩野谷仁 |
| 抗うて風の容ちになる薄氷 | 長井寛 |
| 日さしくる春の氷に手をかざし | 高島茂 |
| 水口の奥やうすらひきらきらす | 三浦百合子 |
| 熱の掌に沢蟹沢の薄氷 | 栗林千津 |
| 笛の音のような薄氷を掬えり | 田中いすず |
| 薄氷と遊んで居れば肉体なる | 永田耕衣 |
| 薄氷に一部始終を見透かさる | 宮川としを |
| 薄氷に憲法九条乗っていし | 味元昭次 |
| 薄氷に根のやうな隙ありにけり | 市川葉 |
| 薄氷に石置く遊びして老いて | 味元昭次 |
| 薄氷のたちまち老いのはじまれり | 渡辺誠一郎 |
| 薄氷のはたりはたりと風越える | 千葉信子 |
| 薄氷の下を激しく流れけり | 松下カロ |
| 薄氷の夕影にありわが陸奥 | 中村孝史 |
| 薄氷の完璧いじめられやすき | 清水東洋子 |
| 薄氷の育つ絹糸はじくたび | 荒川美邦 |
| 薄氷の草を離るゝ汀かな | 高浜虚子 |
| 薄氷の裏から見ゆるははの影 | 大谷房代 |
| 薄氷の裏を舐めては金魚沈む | 西東三鬼 |
| 薄氷ふんで自衛隊が帰ってきた | 長岡幸子 |
| 薄氷やにんげん降りる駅一つ | 蔦悦子 |
| 薄氷やふたりで遠くゆくあそび | 鳴戸奈菜 |
| 薄氷や心の奥の襞に似て | 池田暎子 |
| 薄氷や我を出で入る美少年 | 永田耕衣 |
| 薄氷や母校にのこる一揆の書 | 吉田鴻司 |
| 薄氷や毎日同じお辞儀して | 前田弘 |
| 薄氷や私というひとりの他人 | 白石司子 |
| 薄氷ゆつくりともの忘れゆく | 伊藤政美 |
| 薄氷をかざして遠き昭和かな | 星野昌彦 |
| 薄氷をたたき割りたる山の雨 | 大串章 |
| 薄氷を壊して今日の来たりけり | 前川弘明 |
| 薄氷を踏みて失恋とはちがう | 花房八重子 |
| 薄氷を踏みて或る日の夕景色 | 桂信子 |
| 薄氷を踏みて正座の中にいる | 深谷友香 |
| 薄氷を踏みに戻りし少女かな | 藤本悦子 |