俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の44件が検索されました。 |
| あの雲がシベリア育ちか今朝の秋 | 奥田莫愁 |
| けさ秋の一帆生みぬ中の海 | 原石鼎 |
| はじめから皺のある服秋立ちぬ | 相川玖美子 |
| 一髪を聖書にはさみ秋に入る | 須藤徹 |
| 今朝の秋きのうのおれがまだ着かぬ | 川名つぎお |
| 今朝の秋目覚のように眼鏡拭く | 田中徹男 |
| 今朝秋の微熱へスープ透明に | 本田惠美子 |
| 今朝秋の靴へするりと納まれり | 森早和世 |
| 体内の紐ゆるゆると秋立ちぬ | 中村克子 |
| 味噌汁の味噌の重力秋に入る | 赤羽根めぐみ |
| 塗り下駄に妹(いも)が素足や今朝の秋 | 井上井月 |
| 大空に立山澄めり今朝の秋 | 岡山丘山 |
| 尾を持たぬさびしさに秋立ちにけり | 三谷昭 |
| 山肌を迸る水秋が来る | 吉田功 |
| 川半ばまで立秋の山の影 | 桂信子 |
| 愛憎を母に放ちて秋に入る | 桂信子 |
| 手まはしのコーヒーミルや秋立ちぬ | 金堀恵 |
| 木の洞を通ふ風あり秋の立つ | 桂信子 |
| 様様なカードを所有秋に入る | 原田昌克 |
| 橅林に心洗われ秋に入る | 根岸敏三 |
| 水の音水にもどりて秋に入る | 三船熙子 |
| 水も木も人間もゆれ秋始まる | 佐々木耕之介 |
| 煙突は己が出口か秋の立つ | 北見弟花 |
| 甲冑にまだある気魄今朝の秋 | 夏田稀布子 |
| 秋たつや茶柱立つても立たいでも | 吉田啓郷 |
| 秋入り日ゴツンと飲み込む日本海 | 沖正一郎 |
| 秋立ちて乾の木戸に風の音 | 石川好夫 |
| 秋立つやこつこつと越す跨線橋 | 大野林火 |
| 秋立つやむかし厠に無駄ひとつ | 大畑等 |
| 秋立つやヘッセ壮年の水彩画 | 水野二三夫 |
| 秋立つや川瀬にまじる風の音 | 飯田蛇笏 |
| 秋立つや肩の力の抜けた石 | 岡本久一 |
| 秋立つや鐘をつかんとのけぞれる | 桂信子 |
| 秋立つや雨足早やに村を出づ | 荒田恭峰 |
| 立秋のあちら立てれば非常口 | 村井和一 |
| 立秋の夜景に烏賊の生きている | 船矢深雪 |
| 立秋の眼鏡ひたすや山の湖 | 佐野青陽人 |
| 立秋の紺落ち付くや伊予絣 | 夏目漱石 |
| 立秋は提灯でくるものならむ | 西野理郎 |
| 絹をもて身をつつむ秋きたりけり | 桂信子 |
| 親よりも白き羊や今朝の秋 | 村上鬼城 |
| 路地露地を歩いてみたき今朝の秋 | 三村武子 |
| 雲仙の四山静かに今朝の秋 | 安田とくみ |
| 高空に鷹が瞠れる今朝の秋 | 沼尻巳津子 |