俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の54件が検索されました。 |
| おそるべき君等の乳房夏来る | 西東三鬼 |
| さはさはと夏来るらし雨も又 | 中嶋秀子 |
| したたかな夏来て 草木身構える | 鷲山千晴 |
| たとへなきへだたりに鹿夏に入る | 岡井省二 |
| もう一人の自分に逢える夏来る | 大上博子 |
| カンガルーと目が合う少女夏が来た | 宮崎斗士 |
| トックリヤシ青々として立夏かな | 柘植英二 |
| プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ | 石田波郷 |
| 三欲が若さの秘訣です立夏 | 益田清 |
| 両眼をおさへて夏に入りにけり | 阿部青鞋 |
| 亡き母のぶんまで歌う夏は来ぬ | 小林則子 |
| 人間はよく手を洗ひ夏に入る | 内田庵茂 |
| 仰向けの車体虫めき夏に入る | 中村和弘 |
| 余生の余白埋めんと歌う「夏はきぬ」 | 天川悦子 |
| 修復のできない右脳に夏来たる | 加藤昭夫 |
| 倒立の団栗眼夏来る | 小林萬二郎 |
| 六十年目の夏来る君は少女のまま | 中村重義 |
| 切り放すうしろ三輌夏に入る | 杉本かずみ |
| 原子まで遡りゆく立夏かな | 曾根毅 |
| 古唐津は父の重さや夏来る | 佐川初江 |
| 四方に水勢高千穂人に夏来たり | 堀之内長一 |
| 夏に入る太き針目の畳店 | 三條由美子 |
| 夏来たりをんなやさしき色嫌ふ | 松本光子(水明) |
| 夏来たる虚弱児たりし通信簿 | 水島純一郎 |
| 夏来る人格二つたずさえて | 恩田皓充 |
| 夏来る父は昭和の噴火口 | 佐藤成之 |
| 夏立ちぬ書斎の壁に芋銭の絵 | 秋山石声子 |
| 夏立つとあたりはらつて申されし | 松澤昭 |
| 妻の掌をこぼれ立夏の米光る | 小川星火 |
| 子を発たす立夏の駅の草の丈 | 石井直子 |
| 小さな村の小さな祠夏来たる | 加地英子 |
| 少年等瞳に潮棲ませ夏が来る | 中尾和夫 |
| 山頂に立夏の雲が燒けにくる | 雨宮抱星 |
| 晴々と透きゆく心地夏に入る | 丸田和子 |
| 松籟や百日の夏来りけり | 中村草田男 |
| 毒消し飲むやわが詩多産の夏来る | 中村草田男 |
| 水笛のやうに鳴く鳥夏来る | 近藤栄治 |
| 海に没る陽をふところに立夏かな | 阿保恭子 |
| 清流を束ね四万十夏来る | 尾崎青磁 |
| 渓川の身を揺りて夏来たるなり | 飯田龍太 |
| 百匹に二百の眼ン玉夏来る | 瀧春樹 |
| 矢を放つ残身凜と夏来る | 佐藤勲 |
| 碑を拝し仏を拝し夏来る | 大谷早苗 |
| 積分は覚えなくても夏がきし | 村山陽出於 |
| 笹の香の神酒ほの辛し夏に入る | 安澤静尾 |
| 紹興酒甘し立夏の海平ら | 川村祥子 |
| 胎内の水音聴いてゐる立夏 | 中村苑子 |
| 腹中に立夏の豆腐あそびおり | 三谷昭 |
| 葦原にざぶざぶと夏来たりけり | 保坂敏子 |
| 親不知雪濁出て夏に入る | 齊藤美規 |