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以下の79件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

♭(フラット)で始まるピアノ冬立ちぬ 浦川聡子
「九条の会」ミミズ文字書き冬来たる 杉原信子
あやとりの橋を渡って冬に入る 野田哲夫
いとけなき気品が頼り冬に入る 川隅庸吉
ぬらぬらと立冬猫は朝帰り 加藤知子
コンビニのおでんの湯気や冬に入る 八木健夫
ファーを着て女は猫科冬に入る 永野久則
マンホールの男の腕冬に入る 四方花紅
マンホール蓋開けたまま冬に入る 堀本吟
三角や凹凸の田に冬が来る 加藤瑠璃子
伊吹嶺のけもの道から冬がくる 丹羽麓
冬に入るいつも正面は衰えて 渡辺誠一郎
冬に入る伐折羅は赤き息吐けり 亀田蒼石
冬に入る平和のままの火縄銃 根岸敏三
冬に入る赤子は大いなる突端 渋川京子
冬に入る農婦いんぎん禍福なく 飯田蛇笏
冬に入る音の一つに象の尿 佐藤小枝
冬來るとりとめもなく笑ひ出し 水谷キミヱ
冬始め二重ロックの一つ開け 窪田せつこ
冬来るビルのガラスへ鋭角に 德山栄美子
冬来れば大根を煮るたのしさあり 細見綾子
冬来れば母の手織の紺深し 細見綾子
冬立つやいざこざ多き基地の町 伊藤鯰子
凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る 飯田蛇笏
出羽人も知らぬ山見ゆ今朝の冬 河東碧梧桐
口笛を吹く唇に冬立てり 宇川清英
地を吹く風さらさら庭に冬が来る 飯野節子
坦庵の「忍」の一字の冬が来る 仲田藤車
墨を磨る心しづかに冬に入る 桂信子
大き顔小さく洗ふ今朝の冬 小倉通子
天気予報半日ずれて冬に入る 森田智子
宇奈月の谷ふかく冬来りけり 長沼紫紅
家じゅうの鏡垂直冬に入る 星水彦
明け方の深き無音や冬に入る 中山妙子
松傾ぐ風の形に冬が来る 吉田功
森閑と伊達の菩提寺冬に入る 石崎素秋
横長に村のつながり冬に入る 髙尾日出夫
母猫を超えし体格冬に入る 河原徳子
氏神の鍵銹ついて冬に入る 中川秀司
水中に滝深く落ち冬に入る 桂信子
水甕の水に浮く塵冬に入る 桂信子
水門の錆を深めて冬に入る 梅山幸枝
烏猫三匹居着き冬に入る 小林照代
用心に用心の蠅冬に入る 小林緑
真夜渡る音凜烈の冬来るか 岡崎ゆき子
石膏の翳りやすくて冬に入る 中村和弘
立ちこぎの青年尖りて冬に入る 栗田玲
立冬が隣に正座し且つ無言 薬師川麻耶子
立冬と黒板に音立てて書く 永井潮
立冬のことに草木のかがやける 沢木欣一
   
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