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以下の52件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

しらしらと湖畔の窓の明易し 中戸川登美
すぐ来いといふ子規の夢明易き 高浜虚子
わが消す灯母がともす灯明易き 古賀まり子
ペリーコモの「バラの刺青」聴く短夜 金谷昌子
天井の分だけ畳明易し 堀内一郎
子犬とは思へぬ鼾明易し 中野淑子
室堂に奏す神楽や明け易き 橋爪巨籟
明け易し原油六十ドルに乘せ 今田述
明け易し右脳左脳の覚めきれず 鈴木弘次
明け易し少女に新品の手足 中内亮玄
明け易の夢が出ていく煙り出し 宮寺芙蓉
明易き腕ふと潮匂ひある 中塚一碧樓
明易しコンビニの灯の徒労感 蓮見徳郎
明易し人に逝く順なかりけり 新井秋芳
明易し叩いてならす旅枕 宮脇木脩
明易し弔ひふみの筆半ば 佐竹泰
明易し海の濁りの膝がしら 田中亜美
明易し灘の名かはるあたりにて 中原道夫
明易し電信丘と名付けいる 船矢深雪
明易や枕の下に未完の句 大場榮朗
明易や花鳥諷詠南無阿弥陀 高浜虚子
母がゐる短夜のミトコンドリア 橋本喜夫
無声映画水より澄めり明易し 田中亜美
猫下り来箱階段の明け易き 山田征司
短夜のわが足音を聞く廊下 川名つぎお
短夜のグランドピアノ獣めく 月野ぽぽな
短夜の喪服ひそかに揃へ置き 中村路子
短夜の壁の中より櫂の音 小高桂子
短夜の夢の断片持ちしまま 尾畑能利子
短夜の夢取り止めもなく淡し 川上万里
短夜の手足遠くに置きにけり 井ノ口睦子
短夜の明けゆく水の匂ひかな 久保田万太郎
短夜の星が飛ぶなり顔の上 高浜虚子
短夜の時間分け合う仮眠室 姉崎蕗子
短夜の死ぬるといふは眠ること 西島麦南
短夜の浮藻うごかす小蝦かな 松瀬青々
短夜の畳に厚きあしのうら 桂信子
短夜の看とり給ふも縁(えにし)かな 石橋秀野
短夜の金魚に微塵沿ひ浮けり 八木絵馬
短夜の雲の帶より驟雨かな 野澤節子
短夜もふわりと明けていたるかな 津上清七
短夜や乳ぜり啼く児を須可捨焉乎(すてつちまをか) 竹下しづの女
短夜や今日しなければならぬ事 星野椿
短夜や時差ぼけという魔が住める 中澤澄子
短夜や枕の底の私鉄線 髙木暢夫
短夜を乳足らぬ児のかたくなに 竹下しづの女
短夜を擁けば虚空の兆しけり 久保純夫
私へ戻りゆく水脈明易し 白石司子
膝つめて呑めば短夜しらみけり 岡林やよい
葛城の山鳴り夏の明け易く 横山白虹
   
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