俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の110件が検索されました。 |
| 「むかし男」の塚涼しくて妖しくて | 佐藤小枝 |
| あなたのお骨涼しも谺のようことり | 諸角せつ子 |
| いち抜けた涼しい影に添いにけり | 横須賀洋子 |
| いつか死ぬ人を愛する涼しさよ | 茅根知子 |
| ここ涼しかしこ涼しと座をかへて | 高浜年尾 |
| こつあげやほとにほねなきすずしさよ | 柿本多映 |
| こんこんと樹に水のぼり森涼し | 中川聰子 |
| さんずゐは点点点の涼しさよ | 林翔 |
| どの子にも涼しく風の吹く日かな | 飯田龍太 |
| ひらくたびつばさすずしくなりにけり | 対中いずみ |
| をみならも涼しきときは遠(をち)を見る | 中村草田男 |
| パブロフの犬に挑まれ涼しかり | 花谷清 |
| プラネタリウムの涼しき白鳥座 | 池田冨美 |
| 一山の涼風を浴び羅漢たち | 西登喜子 |
| 不惑涼し夜色を得つつ空青む | 香西照雄 |
| 京おとこ鞠智城まで来て涼し | 加藤知子 |
| 住吉の松の下こそ涼しけり | 武藤紀子 |
| 体内におくのほそ道あり涼し | 桑原三郎 |
| 光るうどんの途中を生きていて涼し | 田島健一 |
| 入日負ひ原野の馬の涼しき眼 | 斎藤由紀 |
| 円空仏守る尼僧の眸の涼し | 米川五山子 |
| 前向いて笑ひてをれば涼しかり | 守屋まち |
| 右の目に意あり左様の識涼し | 吉田素糸 |
| 四国とは背伸びの子象風すずし | 橋本直 |
| 外燈下乙女ひらり過ぎ涼し | 野澤節子 |
| 天涯という涼しさや大欅 | 平田薫 |
| 子のための又夫(つま)のための乳房すずし | 中村草田男 |
| 存らえて傘寿この身の影涼し | 伊勢鏡一郎 |
| 定規あてひく直線の涼しさよ | 吉岡泰山木 |
| 幼き問ひと涼風に噎(むせ)ぶ日ぞ | 友岡子郷 |
| 弾丸の一歩先ゆく涼しさよ | 加藤哲也 |
| 悪女待つガレのランプの涼しき灯 | 戸板幽詩 |
| 手捌きの軽き美容師風涼し | 安保美恵子 |
| 星涼し川一面に突刺さり | 野見山朱鳥 |
| 星移る匂い袋の涼しき香 | 花谷和子 |
| 晩涼に池の萍(うきくさ)皆動く | 高浜虚子 |
| 晩涼の闇にこころの魚放つ | 上村占魚 |
| 晩涼や桐の箱より大首絵 | 岸本由香 |
| 朝日涼し野良着も蠅も縞模様 | 香西照雄 |
| 朝涼の茶屋の蒸籠火を得たり | 河野頼人 |
| 朝涼や菩提樹の幹ごつごつと | 角田睦美 |
| 格言を読む山門の風涼し | 前田たけし |
| 椅子涼し衣(そ)通る月にみじろがず | 杉田久女 |
| 樹々のこゑ草に移れる夜涼かな | 大石香代子 |
| 機音の熄みし暗闇涼しけれ | 八木筬大 |
| 次の男も涼風を言う天守閣 | 坂田直彦 |
| 水底の砂の涼しく動くかな | 長谷川櫂 |
| 波涼し舷梯に灯のまたたける | 荒川幸恵 |
| 浴衣着て外国人や門涼み | 工藤石羊 |
| 海真暗人住む島の灯の涼し | 柴田菁景 |