俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の37件が検索されました。 |
| あかねさす海鼠の夢の中までも | 吉田啓郷 |
| いろんなことがありまして海鼠です | 樽谷俊彦 |
| そこだけに日暮れ来てをり海鼠桶 | 小泉恭子 |
| たくさんの無駄を挑発する海鼠 | 松井国央 |
| まだ背負う昭和の重石海鼠噛む | 松岡耕作 |
| まないたの海鼠どこから叩こうか | 千葉信子 |
| われよりも年寄る海鼠食ひにけり | 矢島渚男 |
| 元サヨク今おばさんのなまこかな | 朝日彩湖 |
| 哲学の過ぎて海鼠となりにけり | 菅章江 |
| 坂東の血が酢海鼠を嫌ふなり | 藤田湘子 |
| 夢殿へこのわたは酢をもられけり | 上窪青樹 |
| 寒海鼠ごろり熟女の床体操 | 霧野萬地郎 |
| 心臓と同じくらゐの海鼠かな | 石原八束 |
| 息ひとつ吐いてなまこの放下かな | 内田秀子 |
| 悪地もなやむなまこのごとき火の鉄片 | 赤尾兜子 |
| 死んでゐる以外は生きてゐる海鼠 | 岡田一実 |
| 沖の石のひそかに産みし海鼠かな | 野村喜舟 |
| 泪目の海鼠増やして琉球弧 | 宮里晄 |
| 海鼠のゆらぎ輪廻の中に見てゐたり | 中尾和夫 |
| 海鼠切つて太古の水をあふれしむ | 仲寒蟬 |
| 海鼠切りもとの形に寄せてある | 小原啄葉 |
| 海鼠突くいざなぎいざなみ皇系論 | 佐々木英子 |
| 海鼠突く銛を持たせてくれたるよ | 小澤實 |
| 海鼠食ひ海鼠の如く眠りけり | 三好一空 |
| 煮えきらぬ性の海鼠を見てゐたり | 大牧広 |
| 甲乙もなくて海鼠は桶の中 | 岩淵喜代子 |
| 目に見えぬ敵に向ひて海鼠食ふ | 本多豊明 |
| 眠らずに海鼠となりて錆びはじむ | 渡邊文子 |
| 肉角を緊めてかなしき海鼠かな | 高島茂 |
| 肥大心臓透き領海の海鼠喰う | 大中祥生 |
| 衆道や酢味の淡くて酢海鼠の | 金原まさ子 |
| 酢海鼠に水漬く屍の味がある | 安西篤 |
| 酢海鼠に金輪際の箸の先 | 宇多喜代子 |
| 酢海鼠や投句用紙のはし袋 | 下田恭子 |
| 階段が無くて海鼠の日暮かな | 橋閒石 |
| 雪が降る海鼠に靨(えくぼ)ちらちらちら | 金原まさ子 |
| 馥郁たる死とすれちがう海鼠かな | 谷山花猿 |