俳句-検索

季 語
作者姓号
(姓または号の一致)
上5(完全一致)
下5(完全一致)

キーワード

   

俳句-検索結果一覧

以下の42件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

こころ貸します 梨の音楽尽きるまで 山下久代
ことしも梨のように黙って亡父(ちち)が来た 加藤太郎
ざくざくと水の重さの梨を剝く 本杉康寿
ざりざりと梨のどこかを渡りゆく 宮本佳世乃
たすけてほしいのです洋梨くるりくるり 阿部完市
やわらかき朝のてのひら梨を剥く 半澤つや子
ベッド空いてる梨棚の剪定夫 齊藤美規
ラ・フランス後頭は父方のかたち 若森京子
ラ・フランス時々パリの方を見る 三富みきえ
ラ・フランス骨太の字の手紙受く 長井寛
何の淋しさ梨剝く指の濡れしまま 中村正幸
光る十字架おどみやしまばらの梨の木よ 福富健男
剪定の梨棚平ら海平ら 川井吉二
古九谷の招いておりぬ梨を剥く 村井一枝
大いなる梨困惑のかたちなす 和田悟朗
孔子一行衣服で赭い梨を拭き 飯島晴子
小平の梨や哲学を持つごとく 西村智治
心臓の傍らへ置くラ・フランス 松下カロ
想定外妻に梨剥く晩年など 的野雄
指の股つめたく流れ梨の水 松王かをり
梨の木に用あり飛驒の大人(たいじん) 森田緑郎
梨の木切る海峡の人と別れちかし 金子兜太
梨の皮切るるがごとく子ばなれす 中村正幸
梨むくや甘き雫の刃を垂るる 正岡子規
梨をむく天気の話少しして 中島房子
梨を剝くたびに砂漠の地平線 岩淵喜代子
梨を剥く時々ナイフ我に向き 松井国央
梨を剥く青海原に出ても剥く 西野理郎
梨を食う此岸のわれは箒かな 岩尾美義
梨剝けばふるさとの水あふれきぬ 神田ひろみ
梨剥くやいつもの位置に妻がゐて 速水虎之助
梨噛んで男の荒む柱かな 山田征司
梨狩りや遠くに坐りゐるが母 細川加賀
梨食ふと目鼻片づけこの乙女 加藤楸邨
水分の多きからだや梨を剥く 石川裕子
洋梨の邪推の水の軋む音 山下久代
溶接工脛まで灼きて梨を食ぶ 柳谷靜雄
生きて来て老人梨を剥いている 森下草城子
赤沼に嫁ぎて梨を売りゐたり 佐藤鬼房
鑑真和上空間に梨の円 大坪重治
雲ひしめく夜の山脈梨剥けば 齊藤美規
頭部大の梨熟したり少年期 森下草城子