俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の71件が検索されました。 |
| あかあかと夢に綿打つ晩夏かな | 小檜山繁子 |
| いずこかに血の滞り夏ふかし | 石川日出子 |
| うちつけて卵の頭蓋割る晩夏 | 皆吉司 |
| すでに晩夏草ぬきんでて昏れる山 | 桂信子 |
| てのひらのひろびろとあり晩夏光 | 田中妙子(ぽお) |
| どれも口美し晩夏のジャズ一団 | 金子兜太 |
| はらからは墓原に似る晩夏かな | 谷山花猿 |
| ひとり身にいきなりともる晩夏の灯 | 桂信子 |
| ひと跳ねてみせる晩夏の岬かな | 谷口慎也 |
| わが噴煙描き晩夏の髭伸ばす | 中島斌雄 |
| ストローの挿されて残る街晩夏 | 花谷清 |
| フクシマや晩夏の海の黒より黒 | 中内亮玄 |
| 使われぬ真珠のタイピン晩夏光 | 岡田信子 |
| 全集の汚れに差あり晩夏光 | 前田典子 |
| 切株に坐してふくいくたる晩夏 | 伊藤通明 |
| 吊橋に記憶のずれている晩夏 | 西澤寿林子 |
| 地下鉄晩夏翅毟られし者ら乗せ | 高野ムツオ |
| 塊として風の逝く晩夏かな | 江良修 |
| 夏深し振り向けばみな目に篝 | 堤保徳 |
| 子の話して別れたる晩夏光 | 能城檀 |
| 子も投げし石ひらひらと晩夏の海 | 望月英男 |
| 少年兵あさきゆめみし湖晩夏 | 清水二三子 |
| 尾根統べる一頭駒ヶ岳晩夏 | 近江禮一 |
| 山房の晩夏の柱背にしたり | 吉田鴻司 |
| 手の甲に靜脈太く浮き晩夏 | 山藤青甫 |
| 振り返るオルフェのやうな晩夏光 | 松下カロ |
| 日々勤め晩夏陸橋人に従き | 深見けん二 |
| 晩夏かなわれら在日日本人 | 川名つぎお |
| 晩夏なり真昼のユンボ・ガギグゲコ | 佐伯幸恵 |
| 晩夏一峰あまりに青し悼むかな | 金子兜太 |
| 晩夏光みな右側に降りるなり | 田中朋子 |
| 晩夏光ナイフとなりて家を出づ | 角川春樹 |
| 晩夏光バットの函に詩を誌す | 中村草田男 |
| 晩夏光過去呼び戻すしみ一つ | 倉迫順子 |
| 晩夏晩年角川文庫蠅叩き | 坪内稔典 |
| 晩秋の日本海暗夜は碧(へき) | 金子兜太 |
| 棗にも晩夏したたり修羅の場(にわ) | 佃悦夫 |
| 水神へ沈む晩夏の銭いろいろ | 山下一冬 |
| 水脈しるく曳きて晩夏のひかりとす | 藤田湘子 |
| 波を見て人の去りゆく浜晩夏 | 久保田重之 |
| 温泉の灯晩夏の闇に横たはる | 梅原昭男 |
| 滅びるしかない国を旅して晩夏 | 中村加津彦 |
| 無防備に横たわる彼晩夏光 | 高澤晶子 |
| 牛売って岬の細る晩夏かな | 山田征司 |
| 生き甲斐の手引書めくりいる晩夏 | 鯨井孝一 |
| 目瞑りて木の瘤増やす晩夏かな | 塩野谷仁 |
| 眠たさに晩夏の海となる硯 | 松原藤吉 |
| 砂時計ひっくり返せば晩夏光 | 花房八重子 |
| 秘めて舞ふ情念晩夏の能の面 | 尾崎弘子 |
| 穂高下り晩夏の街のよそよそし | 松澤昭 |