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UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

これ以上待つと昼顔になってしまう 池田澄子
はらわたに昼顔ひらく故郷かな 橋閒石
ひるがほに電流かよひゐはせぬか 三橋鷹女
ひるがほの白灯台を登らむと 西野草几
子宮壁をずりおりてきた昼顔の僕です 福富健男
昼顔から列車は黒く長く行く 森田緑郎
昼顔と母を忘れていたりけり 鳴戸奈菜
昼顔にシーソー齢ほど傾ぎ 倉本岬
昼顔に刻刻の空ありにけり 金山桜子
昼顔に取り憑かれたる昭和以後 小林実
昼顔のほとりによべの渚あり 石田波郷
昼顔のやうなまなざし本ひらく 山岸由佳
昼顔の蔓の虜となりしもの 高橋時子
昼顔の蔓やほどけぬ反抗期 八木澄子
昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤郁乎
昼顔は誰も来ないでほしくて咲く 飯島晴子
昼顔やひとりというはおおざっぱ 山中葛子
昼顔や母を悲しゆうする遊び 山田征司
昼顔や縁切りねがふ女の絵馬 堀井鶏
歴史のつづきに昼顔が咲けり 田中いすず
氏素性持たぬ昼顔大地の子 池田不二
浜昼顔耳より出づる水ぬくし 横山白虹
諸草に力ありその上に昼顔 森田緑郎