俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の74件が検索されました。 |
| おろおろと母のうしろの春愁い | 松原小蕾 |
| おーい春一両電車に乗って来い | 尾崎竹詩 |
| ていねいに包む春愁小風呂敷 | 永井潮 |
| ふと春愁家族の箸を並べをり | 岡本独楽児 |
| また元へ戻る春愁観覧車 | 尾崎竹詩 |
| パン粉から岬へ走り出す春愁 | 松井国央 |
| ボードレールのレールに春愁光りつ去る | 原子公平 |
| マネキンのゆびさきにある春愁 | 堀部節子 |
| ラ・カンパネラ聴くうしろより春愁 | 本田博子 |
| 女工らの春愁荷縄むらさきに | 香西照雄 |
| 孔雀よりはじまる春の愁かな | 藤田湘子 |
| 情に棹さしたる後の春愁 | 岩永千恵子 |
| 愁いつつ春の地球のなか覗く | 鳴戸奈菜 |
| 戰爭は 歌ふ春愁許さざる | 平良雅景 |
| 折鶴の彩のよろしき春愁 | 小原芳子 |
| 春うれひ骨の触れあふ舞踏かな | 柿本多映 |
| 春かなしカザルスチェロの鳥の歌 | 河野胆石 |
| 春はあけぼの膨らんでくる太平洋 | 尾崎竹詩 |
| 春愁という言葉もつ祖国あり | 中尾和夫 |
| 春愁と怠け心の分け難し | 野坂紅羽 |
| 春愁にもっとも近く鍛冶屋あり | 塩野谷仁 |
| 春愁に搦め捕られてしまいそう | 田中惠子 |
| 春愁のいつも何かに触れてをり | 中村正幸 |
| 春愁のつーんと笹の葉が尖る | 藤木清子 |
| 春愁のなけれど髪を短かくす | 長田美恵子 |
| 春愁のほとけ裳裾にある乱れ | 室生幸太郎 |
| 春愁のレタス一枚ずつ剥がす | 成田淑美 |
| 春愁の化石巨鳥がおはようと | 増田陽一 |
| 春愁の午後無言歌の流れたる | 水野二三夫 |
| 春愁の海一望に観覧車 | 中川聰子 |
| 春愁の猫が集まるモーツアルト | 安田詩夏湖 |
| 春愁の男厨は演歌かな | 宮利男 |
| 春愁の胸扁平に透視さる | 國定義明 |
| 春愁の色濃きモジリアニの女 | 小橋柳絮 |
| 春愁の解けて歩幅の定まれり | 林ヨシ子 |
| 春愁の醒める間際の皮膚呼吸 | 中村冬美 |
| 春愁の雁字がらめになつてをり | 遠藤悦子 |
| 春愁ひ手が出て吾を羽交締め | 八木ひろ子 |
| 春愁やかなめはづれし舞扇 | 鷲谷七菜子 |
| 春愁やくらりと海月くつがへる | 加藤楸邨 |
| 春愁やはたらかぬ手の指ほそく | 稲垣きくの |
| 春愁やホルスタインを見にゆけり | 木村聡雄 |
| 春愁や反戰の稿一気に書く | 山口光*琲朗 |
| 春愁や大道芸の手の捌き | 島田静子 |
| 春愁や少年抱きしめられている | 中尾和夫 |
| 春愁や木馬の螺子がゆるみおり | 小野淳子(海程・林苑) |
| 春愁や次がもう来る月刊誌 | 宇野笑子 |
| 春愁や母に聞かせてならぬこと | 千原叡子 |
| 春愁や洗濯物が暮れてゆく | 國分三德 |
| 春愁や犬は寝そべり鯉沈む | 清水基吉 |