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以下の55件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

ひとときは栄えし屋号梅寒し 下村淨子
二・二六とは違う閉塞春寒し 内田恒道
二江の間に春寒きかな桂林 金子兜太
吾の宿痾頭痛に目眩春寒し 野﨑高子
子の家は所詮子の家春寒し 河原紀久子
料峭のひかり育てる空き地かな こしのゆみこ
料峭の石に雨ふる素読という 矢野千代子
料峭の紙で紙切る木偶の坊 大川園子
料峭の足にからみし博多帯 佐藤文子
料峭の雲南への空路(みち)メコン越え 足立淳
料峭やビル鋭角が風を研ぐ 亀山幽石
料峭や人に馴染まぬ秋田犬 田中公子
料峭や人より長き棒の影 棚山波朗
料峭や見知らぬ町のガスタンク 淺沼眞規子
春さむし出合ひがしらに山頭火 安澤静尾
春さむや庵にとゝのふ酒五合 西島麦南
春冷えや母の小さき背をさする 本橋三子
春寒くキリストの目となりにけり 大牧広
春寒く乳房地に垂る獣かな 久米正雄(三汀)
春寒しまた振出しに戻る水 神永千代子
春寒し影を書き足す茶壺の絵 武本松久
春寒し本音をまわすトウシューズ 栗田希代子
春寒し水田の上の根なし雲 河東碧梧桐
春寒し水脈といふもの我も曳き 江中真弓
春寒し真水をさがす水の中 前田弘
春寒し眼鏡の上から涙拭く 松岡耕作
春寒し素直に落ちる砂時計 小林ゆり子
春寒し長濤ついに立ちあがる 前田弘
春寒し階段下の喫茶店 岩佐久
春寒のうどんに黙らせる力 秋尾敏
春寒のよりそひ行けば人目ある 高浜虚子
春寒の付箋を外す青山河 関戸美智子
春寒の永平禅寺ひしめく戒 豊田都峰
春寒の百済観音の裳裾かな 松下ナミ子
春寒の老僧ちぢみやまぬかな 金子兜太
春寒み出づるに入るに杉檜 松澤昭
春寒やしばしふふみて鯛の骨 内田菜穂
春寒やときに枷ともなる絆 藤井圀彦
春寒やぶつかり歩く盲犬 村上鬼城
春寒やモアイの臍が動き出す 進藤芙蓉
春寒やヴィヨン擬きの烏ゐて 佐藤臥牛城
春寒や古里いつも誰か死す 鈴木築峰
春寒や土の匂ひを掘つてをり 中屋ゆずる
春寒や寡黙になれぬ鳥が木に 望月英男
春寒や布地にざくり鋏入れ 巽三千世
春寒や燭にまむかふ顔三つ 石橋秀野
春寒や絵具の皿のうす乾き 永井東門居(龍男)
春寒や薄色の風地に溜り 尾崎弘子
春寒や貝の中なる桜貝 松本たかし
春寒をしくしくと聴くウォークマン 須藤徹
   
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