俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の84件が検索されました。 |
| かんながら寒九の水で鎌を研ぐ | 柏木豊 |
| さむきわが影とゆき逢ふ街の角 | 加藤楸邨 |
| しんしんと寒さがたのし歩みゆく | 星野立子 |
| ひたひたと寒九の水や廚甕 | 飯田蛇笏 |
| むかしより舌はかなしく寒九郎 | 塩野谷仁 |
| アドルムを三鬼にわかつ寒夜かな | 横山白虹 |
| ジョギングの親子ゆっくり寒の道 | 北村北邑 |
| トンネルが寒の汽笛を折りたたむ | 五島瑛巳 |
| ペタル踏む耳から寒に入りにけり | 霧野萬地郎 |
| ライターの銀の短音 寒を截る | 河野薫 |
| 一切の行蔵寒にある思ひ | 高浜虚子 |
| 一駅をあるきて寒の海の色 | 森野稔 |
| 亡き師ともたたかふこころ寒の入 | 藤田湘子 |
| 亡父の闇籾ならしつつ寒がる手 | 杉本雷造 |
| 信ずべきもの寒芹と母の嘘 | 山本千代子 |
| 倒されている自転車を寒という | 塩野谷仁 |
| 健気なる小さき灯台寒の海 | 南美智子 |
| 原爆図中口あくわれも口あく寒(かん) | 加藤楸邨 |
| 唐突に寒の一音オルゴール | 山口道子 |
| 夕汽笛一すじ寒しいざ妹へ | 中村草田男 |
| 多摩蘭坂ぶるんと寒の雲の尻 | 安西篤 |
| 大寒のある日放哉生き返る | 岸本砂郷 |
| 大寒や荒縄を噛む干し鰈 | 高橋和彌 |
| 大濤の一尺退いて二尺寒む | 松澤昭 |
| 娘へと寒味噌贈る旅の空 | 軽部榮子 |
| 寒き沖見るのみの生狂ひもせず | 山口誓子 |
| 寒の底は?人形に逢いにゆく | 岩下四十雀 |
| 寒の灯や種火にも似て過疎の村 | 小野淳子(海程・林苑) |
| 寒の百合硝子を聲の出でゆかぬ | 野澤節子 |
| 寒の背負い元号を負う謂れなし | 古沢太穂 |
| 寒の金魚 盲目のように芝へ向く | 伊丹公子 |
| 寒の闇来て一燈に入る夜学生 | 桂信子 |
| 寒の馬首まつすぐに街に入る | 桂信子 |
| 寒の鱈ぶっきらぼうに干し上る | 平尾知子 |
| 寒の鶏鬨つくるとき背ほそる | 小林萬二郎 |
| 寒むや吾がかなしき妻を子にかへす | 石田波郷 |
| 寒や母地のアセチレン風に欷(な)き | 秋元不死男 |
| 寒ゆるむ今日も同じパンを買い | 松原小蕾 |
| 寒イボの出でし徴兵検査かな | 土肥幸弘 |
| 寒中の太平洋に目覚めけり | 堤保徳 |
| 寒中をさまよふてゐる猿でよし | 伊東類 |
| 寒九晴れ地に伏すものは地に伏して | 森田緑郎 |
| 寒光の万のレールを渡り勤む | 鈴木六林男 |
| 寒夜火事遠からず近からず | 金子徹 |
| 寒岩に乗りきれぬ鵜は泳ぐかな | 須並一衛 |
| 寒明くる箪笥の底に喪服見て | 吉田成子 |
| 寒月光どこ曲っても妻がいる | 川名つぎお |
| 寒滝の一縷あらたか昼灯 | 住田孝子 |
| 寒烈の裸眼の曇る目出し帽 | 深谷雄大 |
| 寒豆腐干場はさみて旅籠かな | 松藤夏山 |