俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の50件が検索されました。 |
| いつまでも在る病人の寒卵 | 佐藤鬼房 |
| かわたれの闇の手触り寒卵 | 吉田啓郷 |
| たましひの虚ろなる膜寒卵 | 橋本直 |
| はればれと寒卵孵るべし | 鈴木詮子 |
| ひとつずつくるんで届く寒卵 | 杉村克代 |
| パティシエの鋭き眼寒玉子 | 源田ひろ江 |
| 一合の飯炊く暮らし寒卵 | 蓮見徳郎 |
| 俳々と馬鹿の一念寒たまご | 加藤郁乎 |
| 命どこからてのひらの寒卵 | 和田浩一 |
| 大つぶの寒卵おく襤褸の上 | 飯田蛇笏 |
| 奴隷の自由という語寒卵皿に澄み | 金子兜太 |
| 寒たまご 掌の上に地球の重さ | 金子徹 |
| 寒卵いのちあかりのありにけり | 大山安太郎 |
| 寒卵どの曲線もかへりくる | 加藤楸邨 |
| 寒卵三個もあれば行進曲 | 田中いすず |
| 寒卵二つ置きたり相寄らず | 細見綾子 |
| 寒卵五つ六つはがやがやす | 天野光暉 |
| 寒卵人体ほどに固まらず | 市川栄次 |
| 寒卵吸はるるごとく吸ひゐたり | 原裕 |
| 寒卵座つて人の話を聞く | 新庄佳以 |
| 寒卵手に電話より訃報来る | 河野輝暉 |
| 寒卵振ればちからのあるゆらぎ | 澁谷道 |
| 寒卵時間の皺よる真昼かな | 守谷茂泰 |
| 寒卵狂ひもせずに朝が来て | 岡本眸 |
| 寒卵産む鶏孤つ飼はれけり | 西島麦南 |
| 寒卵立ちても職がまだ決まらぬ | 松岡耕作 |
| 寒卵立てて東京ホテルに居る | 石川利夫 |
| 寒卵立てて独りをたしかめる | 平井幸子 |
| 寒卵置きし所に所得る | 細見綾子 |
| 寒卵落せば割れる落したし | 髙野公一 |
| 寒卵薔薇色させる朝ありぬ | 石田波郷 |
| 寒卵黄味のまろきに赤のさす | 藤岡澄子 |
| 微塵の語ふと怖ろしき寒卵 | 守谷茂泰 |
| 愛すべき私の未来寒卵 | 増本加津子 |
| 曲線のひるむことなき寒卵 | 田中いすず |
| 月日とはうつくしきもの寒卵 | 永井江美子 |
| 東京は暗し右手に寒卵 | 藤田湘子 |
| 正座して閑話の母や寒卵 | 薩美智行 |
| 無傷な真昼ごと食べる寒卵 | 杉本青三郎 |
| 父死後の一寒卵ありにけり | 高井年子 |
| 等圧線混みし天気図寒卵 | 山崎弥寿子 |
| 素うどんの華となりたる寒卵 | 齊藤泥雪 |
| 絶海のしづけさにあり寒卵 | 中村正幸 |
| 職のないかたち集まり寒卵 | 谷山花猿 |
| 般若とはふいに置かれし寒卵 | 曾根毅 |
| 色即是空空即是色寒卵 | 中村正幸 |
| 躙口より動けない寒卵 | 中島道子 |
| 身辺のひろびろとして寒卵 | 三浦澄子 |
| 野仏の空昏れいろに寒卵 | 久行保徳 |
| 風に芯ありふっくらと寒卵 | 小林有希 |