俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の81件が検索されました。 |
| ある夜月に富士大形の寒さかな | 飯田蛇笏 |
| うごけば、寒い | 橋本夢道 |
| くれなゐの色を見てゐる寒さかな | 細見綾子 |
| さむざむと老人が行く無理もなし | 菅原けい |
| さむざむと馬を横切る地名かな | 杉野一博 |
| ただいまと骨壷に云ふ寒さかな | 恩田侑布子 |
| てのひらに群盗伝の寒いかな | 松澤昭 |
| なあ友よこの世だつて存外寒い | 五十嵐秀彦 |
| ひかり降る寒さへ犀の口ひらく | 岡田一実 |
| ふろしきのなかの近江の寒さかな | 松澤昭 |
| まのあたりみちくる汐の寒さかな | 久保田万太郎 |
| まのあたり地かげりゆく寒さかな | 八木絵馬 |
| をちこちの薄暮寒気に洗はるる | 松澤昭 |
| ハルシオンそは寒き夢紡がしむ | 樟豊 |
| パステルを暗く沈める寒い画布 | 岡田一実 |
| パパイアの青果たわわに額(ぬか)さむし | 金子兜太 |
| ビル風にわつとぶつかり寒い顔 | 印南耀子 |
| ローソクの一本ふえし寒さかな | 国兼よし子 |
| 三面鏡の一面鬼女となる寒さ | ましお湖 |
| 人寒し超低周波の象の愛 | 諸田きね子 |
| 人生に大寒(おおさむ)小寒という睾丸 | 清水哲男 |
| 何となく寒いと我は思ふのみ | 夏目漱石 |
| 倒れるまでタイヤ転がる寒い空港 | 三橋敏雄 |
| 傷兵にヒマラヤ杉の天さむざむ | 横山白虹 |
| 兄弟の心異る寒さかな | 高浜虚子 |
| 動くたび寒さのうごくひと日かな | 髙橋三智子 |
| 十字路を重ねて京の寒さかな | 杉浦圭祐 |
| 四トンの象四トンの寒さかな | 岡本久一 |
| 坑を出て荒男の仰ぐ星寒し | 三谷昭 |
| 夜の辺の花をかたどる寒さかな | 松澤昭 |
| 夜鴉のバサリと落つる寒さかな | 篠原信久 |
| 富士山を心の蕋に寒さよけ | 佐野美榮子 |
| 寒い指立てて東京タワー消す | 内山思考 |
| 寒い日も 蛇口の湯量節約し | 山本素僊 |
| 寒き日の影も形も現なり | 小檜山繁子 |
| 寒き目をしてフルートに息入るる | 浦川聡子 |
| 寒き街ネオンはどれも泪いろ | 奈良岡晶子 |
| 寒き馬よぎる夕べの鏡店 | 桂信子 |
| 寒くなりさうな門灯ともしけり | 吉田成子 |
| 寒ければ微笑んでゐる仏たち | 今井杏太郎 |
| 寒さとは茶碗に箸を添えること | 坂本敏子 |
| 寒気充つ日光杉の胴まはり | 赤田炎樹 |
| 寒気団整列したり敏雄の忌 | 高野ムツオ |
| 寝に帰る一人が寒き風入るる | 神田ひろみ |
| 山消えし木々の寒さの旱なす | 松澤昭 |
| 巻尺の寒さ巻き込む早さかな | 海老根和子 |
| 帰敬の座寒気膝より頭に拔けり | 目次翠靜 |
| 庖丁を研ぎ夜寒さを裏返す | 宇咲冬男 |
| 捨てるもの捨ててしまへばただ寒し | 山本浩子 |
| 掃き出して仏間すぐさま寒気満つ | 桂信子 |