俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の59件が検索されました。 |
| ああといひて吾を生みしか大寒に | 矢島渚男 |
| 原爆の大寒の地の首ねつこ | 松澤昭 |
| 大寒に試みられてゐるとする | 相生垣瓜人 |
| 大寒のここはなんにも置かぬ部屋 | 桂信子 |
| 大寒のどん底バスの時刻表 | 望月哲土 |
| 大寒のななめうしろに居りまする | 山口木浦木 |
| 大寒のひろがりいたる臼(うす)の創 | 中村和弘 |
| 大寒のむらぎも音のして曲る | 臼井千百 |
| 大寒のストレッチャーが突っこみ来 | 中村和弘 |
| 大寒の一戸もかくれなき故郷 | 飯田龍太 |
| 大寒の仮面貼りつくやうにかな | 井上康秋 |
| 大寒の光塵として糞まりぬ | 渡辺誠一郎 |
| 大寒の古傷眉の中とおる | 中村和弘 |
| 大寒の埃の如く人死ぬる | 高浜虚子 |
| 大寒の家をまるごと洗ひけり | 中里結 |
| 大寒の居すわる駅の小座蒲団 | 増田直子 |
| 大寒の屋根の歪みや昼の酒 | 桂信子 |
| 大寒の底にいるなり愚に徹し | 山下裕子 |
| 大寒の明日へきちんと枕置く | 岡本眸 |
| 大寒の木々にうごかぬ月日あり | 桂信子 |
| 大寒の東京駅に人を待つ | 鈴木しづ子 |
| 大寒の格助詞がひからびておる | 並木邑人 |
| 大寒の棲みついている母の皺 | 新保吉章 |
| 大寒の残骸として飼育室 | 曾根毅 |
| 大寒の殘る夕日を市の中 | 石橋秀野 |
| 大寒の河みなぎりて光りけり | 桂信子 |
| 大寒の皺のようです貨物船 | 佐藤琳子 |
| 大寒の胸こそ熱き血の器 | 馬場駿吉 |
| 大寒の街に無数の拳ゆく | 西東三鬼 |
| 大寒の銀行を出て笑いけり | 前川弘明 |
| 大寒の鏡影のみよぎりたり | 桂信子 |
| 大寒の陽を懐に脱皮する | 長島喜代子 |
| 大寒の靴下座らねば履けぬ | 坂田直彦 |
| 大寒の風呂に浮かんだ己が首 | 小林堪信 |
| 大寒やナースはガラスの中で輪に | 中尾和夫 |
| 大寒やポストの音に深さあり | 大竹照子 |
| 大寒や一痕もなき穂高嶽 | 宮坂静生 |
| 大寒や人は柩を空に置く | 五十嵐秀彦 |
| 大寒や力む走り根動悸する | 西河しん平 |
| 大寒や家のまはりの溝澄みて | 桂信子 |
| 大寒や巌のごとき壁に凭る | 河野南畦 |
| 大寒や打ち返す音の速くなり | 柏柳明子 |
| 大寒や指がはりつく窓ガラス | 泉陽子 |
| 大寒や穴掘って穴の外にいる | 山崎聰 |
| 大寒や絵本の森を歩きたる | 宮川三保子 |
| 大寒や襖の竜の身じろがず | 梅原昭男 |
| 大寒や見舞にゆけば死んでをり | 高浜虚子 |
| 大寒や足袋に吸ひつく夜の舞台 | 佐野青陽人 |
| 大寒や転びて諸手つく悲しさ | 西東三鬼 |
| 大寒や逝く順あらばどのあたり | 小菅白藤 |