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以下の49件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

かの窓のかの夜長星ひかりいづ 芝不器男
それぞれの部屋にこもりて夜の長き 片山由美子
つまずきもあり晩学の夜長かな 久保絹枝
にせものときまりし壺の夜長かな 木下夕爾
みちのくの頭良くなる湯に夜長 大野林火
ゆくゆくも今も一人の夜の長さ 越野雹子
ジョーカーの捨て時逸す夜長かな 田中悦子
チボー家のジャックが泣いていた夜長 篠原信久
テーブルがただ大きくて夜の長し 杉浦圭祐
メビウスの輪を歩き出す夜長かな 前田霧人
一対の男女にすぎぬ夜長かな 加藤郁乎
二液性接着剤の夜長かな 長峰竹芳
仕切り直して蠅虎も夜長なり 倉橋羊村
侵されている山間の夜長し 森田智子
夜は長しぶどう三角柿四角 上田多津子
夜長き女裁板抱いて寝つきたり 竹下しづの女
夜長しもつとも光る壺の肩 柴田菁景
夜長人耶蘇をけなして帰りけり 前田普羅
妻がゐて夜長を言へりさう思ふ 森澄雄
嫌なこと言はず夜長の電話切る 小原きよ
寝返りて夜長の夢のつながらず 吉田きみ子
我が寡言知る客安き夜長かな 喜谷六花
戦争の片側にある夜の長さ 津根元潮
日本語の違う父と娘夜長かな 宮崎斗士
激動の昭和を偲ぶ夜長かな 奥田木石
火の酒のカクテル夜長また夜長 泉田秋硯
狂女なりしを召使はれて夜長し 平畑静塔
病む父にただ相づちを打つ夜長 栃原百合子
糸切りの義歯役立たず夜の長し 鈴木順子
絶景でありぬ夜長の箸・茶碗 渋川京子
胸中の四角三角夜の長し 江田尚可子
腹の皮つまんでみたりする夜長 本杉康寿
自服して夜長の稽古はじまりぬ 千野湘山人
長き夜のじわり貼り付く孤独感 宮里晄
長き夜のやはらかすぎる枕かな 沼尻巳津子
長き夜の刀の鍔の素朴なる 藤木清子
長き夜の向う三軒ひとりずつ 横須賀洋子
長き夜の楽器かたまりゐて鳴らず 伊丹三樹彦
長き夜の結び目ばかり増えてゆく 東金夢明
長き夜の苦しみを解き給ひしや 稲畑汀子
長き夜の誰も死なないミステリー 栗林浩
長き夜やふたりの黙のすれちがひ 寺川ひろし
長き夜や掌もてさすりしうすき胸 鈴木しづ子
長き夜や浅瀬の鯨帰つたか 栗林浩
長き夜や獏にくれたき片腕 畠淑子
長き夜や眠らぬ街のノッポビル 山中佐津喜
長き夜をたたる将棋の一ト手哉 幸田露伴
長き夜を旅のビデオに寄る家族 松本美智子
長き夜を読み返しをり歎異抄 森田君子