俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の52件が検索されました。 |
| からだの青野に馬走らせておく | 川名つぎお |
| くつがへる檻に草伸ぶ大夏野 | 小田垣朱実 |
| ぞろぞろと僧の頭蓋(はち)ゆく青高野 | 星野明世 |
| たてがみの濡れては乾く夏野かな | 柿沼茂 |
| たてよこに富士伸びてゐる夏野かな | 桂信子 |
| でんでらの夏野の草か爺やばば | 若林つる子 |
| ともがらと歩む夏野を幸とせむ | 大西岩夫 |
| ねころんだ夏野から知恵熱 | 吉浜青湖 |
| やわらかにあたらしき罠夏野原 | 佃悦夫 |
| わつと夏野がありて大仏殿ありぬ | 針呆介 |
| ライダーの翼広げし大夏野 | 湊元子 |
| 不覚にも夏野に首を置きわすれ | 中川屺城子 |
| 人間が覚悟を決めている夏野 | 播磨穹鷹 |
| 体内の水を平らに夏野かな | 沼尻世江子 |
| 千年の杉のこゑ棲む青高野 | 豊長みのる |
| 原籍の夏野に帰る土踏まず | 若林つる子 |
| 地球この母艦の青き危うさよ | 金子徹 |
| 夏の野は太古のオルガンでありぬ | 守谷茂泰 |
| 夏野ゆく死者の一人を杖として | 恩田侑布子 |
| 夏野稀に白き衣の父祖見せる | 松本勇二 |
| 夏野行くどこが中心とも知らず | 杉浦圭祐 |
| 大夏野飢えし五体を投げ出しぬ | 山戸則江 |
| 子を盗ろ子とろ青野の果ての曲馬団 | 山田征司 |
| 少年に滑走路あり大夏野 | 三木基史 |
| 少年の夏野にビラが降っている | 秋尾敏 |
| 少年の眉目まっすぐ夏野かな | 松本弘子 |
| 年三百日射爆の大地いま青野 | 大岩水太郎 |
| 怒らぬから青野でしめる友の首 | 島津亮 |
| 憲法へ水の流れる夏野かな | 松下カロ |
| 棒一本立てて夏野を去りし父 | 池田守一 |
| 母病む日青野を白く背に残し | 安西篤 |
| 沈黙の青野ひろげる村なりき | 髙尾日出夫 |
| 波郷に焦土われらに青き荒野かな | 堀之内長一 |
| 牛に旗無しみんな青野に泥酔し | 髙尾日出夫 |
| 生きものの一つに吾も夏野ゆく | 村上友美 |
| 直青(ひたあを)の野に疾き翳を逝かしむる | 文挾夫佐恵 |
| 絶えず人いこふ夏野の石一つ | 正岡子規 |
| 船上のごとき夏野に傾けり | 守谷茂泰 |
| 軍艦が妊娠している夏野かな | 谷山花猿 |
| 転がつてころがつて少年になる夏野 | 瀬戸美代子 |
| 逃亡のきみに夏野はひろすぎる | 清水東洋子 |
| 雪加鳴くのろしのごとく夏野かな | 平塚波星 |
| 雲はぽわと浮かぶほかなし夏の原 | 上田昭子 |
| 青岬遠くで別の汽笛鳴る | 石崎素秋 |
| 青葦原汗だくだくの鼠と遇う | 金子兜太 |
| 青野から静かな息を持ち帰る | 古谷あやを |
| 青野八キロ八十円封書を運ぶ | 横坂けんじ |
| 頭の中で白い夏野となつてゐる | 高屋窓秋 |
| 馴染まぬと指人形を青野捨て | 山田征司 |
| 魂ひとつ青野に還す血曼荼羅 | 五十嵐秀彦 |