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以下の27件が検索されました。

UPDOWN  俳句          UPDOWN  作者名

さきほどのひとは盥に冷えてをりぬ 飯島晴子
ひえびえと来るものを知る黒髪(かみ)の芯 宇多喜代子
ひやひやと陸奥に入るふくらはぎ 神田ひろみ
ボタン冷ゆ海上都市のエレベーター 花谷和子
三十三光年の冷え妹忌 林戒
丑三つの渦の正体詠みし冷え 赤川静帆
億万のほとけ冷まじ杉の闇 井浪立葉
冷やかに人住める地の起伏あり 飯田蛇笏
冷やかに先生の目を借りてゐる 増田豊子
唇が冷えたばかりに恋をする 児山正明
団塊の世代の下で冷えてをり 櫂未知子
夕冷や横に臥し貼るたいるかな 山本林三
大木の根元の冷えのひもすがら 桂信子
妻留守の夕べの厨足冷ゆる 南方久賛
年金を木椅子の冷えにたしかめる 松尾火炎樹
微笑むや鏡と水の冷たさに 下山光子
指先に冷たさ集め花鋏 奥田昶子
朝の亡夫ピエタも細き指の冷え 森洋子
朝影や幹ひややかに地より立つ 桂信子
殺伐のニュース味噌汁の冷すする 近藤克
筋雲や坂東太郎の風冷えに 船越淑子
線路というにわかに冷えた親子かな 中内亮玄
腕時計冷めたし通夜の客となる 中山妙子
身体読む電脳の世や冷まじき 須貝一青
轟音の渦冷ややかな死者の笑み 鈴木詮子
高き燕深き廂に少女冷ゆ 飯田龍太
魂集ふかに一の倉沢冷ゆるなり 亀田蒼石