俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の80件が検索されました。 |
| あせるまじ冬木を切れば芯の紅 | 香西照雄 |
| いつぽんの冬木に待たれゐると思へ | 長谷川櫂 |
| かくれんぼ皆んな冬木になっている | 野田哲夫 |
| かなしみの台(うてな)に冬の木がたてり | 永井江美子 |
| じっとして待つのも力冬木の芽 | 大滝徳美 |
| その冬木誰も瞶めては去りぬ | 加藤楸邨 |
| なほ奥に人の声あり冬木立 | 野田哲夫 |
| はみだしたところにこころ冬木立 | 江良修 |
| ふるさとは冬木の頃にのみ近し | 吉田未灰 |
| まっすぐに冬木一本歯を抜かる | 竪阿彌放心 |
| もの言えといきなり冬木ゆすりおり | 大山安太郎 |
| やや白き素数ちりばめ冬木立 | 花谷清 |
| やわらかい言葉のように冬木中 | 白石司子 |
| よぎるとき何か言わんとする冬木 | 佐藤火峰 |
| わが凭れる冬木ぞ空の真中指す | 八木絵馬 |
| わが触るるまでは冬木でありにけり | 中村正幸 |
| バイオリンソロは佳境に冬木立 | なつはづき |
| ボストンの森の冬木の写真集 | 藤多恵子 |
| 一度くらゐは歩きたからう冬木立 | 小檜山繁子 |
| 一日中誰かゐる冬木のうしろ | 長峰竹芳 |
| 一本の冬木に還る谺かな | 堀口みゆき |
| 一本の冬木を誘う一視線 | 辻脇系一 |
| 三輪山の西に日のある冬木かな | 嶺治雄 |
| 人の字となりて人行く冬木立 | 近藤さちこ |
| 何もせぬことが養生冬木の芽 | 亀田蒼石 |
| 傷ざわざわ暗号のように冬木立 | 白石司子 |
| 冬けやき長くみつめる夕日あり | 髙瀬哲 |
| 冬の木に雀躍さかんたりしかな | 松澤昭 |
| 冬木の芽ささやくそぶり耳奥に | 柴田陽子 |
| 冬木みなおのが確かな像(かた)で立つ | 中尾和夫 |
| 冬木発つバスうつくしく海の底 | 山岸由佳 |
| 冬木立人も夕日も膝折りて | 森下草城子 |
| 冬木立人を遠目に鳥けもの | 柴﨑公子 |
| 冬木立四囲に飛騨道の駅 | 吉田暢王 |
| 冬木立夢中問答解けがたし | 津根元潮 |
| 冬木立失うものの何もなし | 塚本幸子 |
| 冬木立奥へ奥と何も無し | 田口武 |
| 冬木立翻し行く僧衣の黄 | 坂内康花 |
| 冬木立腹式呼吸で充電中 | 髙橋三智子 |
| 冬木立鎮守の森へにじり寄る | 岸本砂郷 |
| 冬木背にしてあたたかき言葉待つ | 津根元潮 |
| 只今に耳目を凝らす冬木立 | 塚田佳都子 |
| 国家より冬木一本たしかなる | 味元昭次 |
| 壁鏡冬木が遠く身震ひする | 桂信子 |
| 夜の高さ鳴呼と応へて冬木かな | 渡邊文子 |
| 大まかに生きて冬樹の空深し | 松本鷹根 |
| 大空に伸び傾ける冬木かな | 高浜虚子 |
| 寒林へ風の触診日の問診 | 河野薫 |
| 帝国の陰に日向に冬木立 | 村田まさる |
| 影にこそいのち宿りぬ大冬木 | 皆川光峰 |