俳句-検索
俳句-検索結果一覧
以下の64件が検索されました。 |
| てっせんやしなやかに伸び感電す | 和田悟朗 |
| わが庭をしばらく旅す人麻呂忌 | 和田悟朗 |
| ガスタンクは盾 蛤らかえる昏い海へ | 和田悟朗 |
| ブランコと万の墓石を越える曙 | 和田悟朗 |
| 一箇の葬紐でつながる犬を残し | 和田悟朗 |
| 乾く柱の闇を自在に女据る | 和田悟朗 |
| 人間であること久し月見草 | 和田悟朗 |
| 全身で蛇死にゆくや尼寺冷え | 和田悟朗 |
| 冷海へ漕ぎ出て岸に鈍角充つ | 和田悟朗 |
| 処女地の中墓標にあらず妻佇てる | 和田悟朗 |
| 大いなる梨困惑のかたちなす | 和田悟朗 |
| 天の構え地の構えすりぬける白鳥 | 和田悟朗 |
| 太古より焚火を囲みいくさうた | 和田悟朗 |
| 太陽へゆきたし芥子の坂を登り | 和田悟朗 |
| 女と来て休日の校庭戦うものなし | 和田悟朗 |
| 嫩芽光る牝鹿ばかり無風を懼れ | 和田悟朗 |
| 寒暁や神の一撃もて明くる | 和田悟朗 |
| 寒牡丹立像倒れそのままに | 和田悟朗 |
| 弱き祭行けど片側をみどりの森 | 和田悟朗 |
| 後頭の瘤ふと大きくなる薄陽炎 | 和田悟朗 |
| 据銃の早さに全身の雪煙となる | 和田悟朗 |
| 敏き天秤を愛すわれ昨日は森に | 和田悟朗 |
| 日傘散る縦は横より長き後遺症 | 和田悟朗 |
| 早き日没鳩の絵に唾を吐き | 和田悟朗 |
| 春の家裏から押せば倒れけり | 和田悟朗 |
| 朝霧の青き中なれば言いやすし | 和田悟朗 |
| 梅咲けり地球の裏に誰か居て | 和田悟朗 |
| 死者ついにわれと隔たる曼珠沙華 | 和田悟朗 |
| 母ぎらつく水際を鹿の胸濡れ | 和田悟朗 |
| 氷裂け子ら叫びゆく美しき猥語 | 和田悟朗 |
| 沖の巨船へ泳ぐに胸の厚さ足る | 和田悟朗 |
| 滅多打つ鍛冶の前ゆく乳母車 | 和田悟朗 |
| 漏水の堤防めぐらし早婚都市 | 和田悟朗 |
| 物言えば耳に聞こえて秋の暮 | 和田悟朗 |
| 猫つねに猫と限らずいなびかり | 和田悟朗 |
| 男女画然と男女たり細きカヌー | 和田悟朗 |
| 睡眠薬のなか大虎杖を噛みちぎる | 和田悟朗 |
| 砂漠に妻匂う一直線に真黒に | 和田悟朗 |
| 秋の入水眼球に若き魚ささり | 和田悟朗 |
| 群集に黴繁殖し墓参り | 和田悟朗 |
| 胡桃割る力瘤して死なんかな | 和田悟朗 |
| 胸中の港ひらけ一隻ごとに沈黙し | 和田悟朗 |
| 腸をたたむ樹氷の中の電話器 | 和田悟朗 |
| 膨張を思いとどまる茄子かな | 和田悟朗 |
| 葬列村を出でず母めく赤き車 | 和田悟朗 |
| 薄命の父よ大湖氷塊を打重ね | 和田悟朗 |
| 蘇鉄の実鉄器時代の続くなり | 和田悟朗 |
| 蜥蜴かなし川涸れはてて踊りだす | 和田悟朗 |
| 豊満の魚華やぐ中の三面鏡 | 和田悟朗 |
| 貯油タンク越冬せしが白く塗らる | 和田悟朗 |